Jonas Isacsson

 

 スウェーデンのスタジオ・ミュージシャン、特にROXETTEのギタリストとして有名なJONAS ISACSSONのSOLO、evergreenを聴いてみる。彼自身、ソロアルバムの話をもらったときはその方向性に悩んだようだが、彼のギターを中心としたインスト物で方向性としてはフュージョンもしくはモダンジャズといっていいだろう。美しいギター・トーンを中心に古き良き時代のサウンド/メロディが終始美しいハーモニーを醸し出します。ふと一息つきたい静かな夜に、微かな彩りを添えるような落ち着いたアルバムに仕上がってます。発表は2001年のようですが、私自身は昨年知り、現在に到り、時々棚から出して聴いてしまいます。適度に甘さもあり、ECMレーベル物のような適度なクールさも備えたこのアルバム、この季節にぴったりかもしれません。