Gabriel

【本日の一枚】

GABRIEL / S.T. (1988)


Send Me

GABRIELという名のバンドはSeattle産やSweden産などたくさんあるが、これはArlington, TX産のCCM BAND。従来のChristian Inspirational MusicをよりPopなFieldへと持っていった立役者のひとつ。1978年にRobin LyleとJeff Walterによって結成、後にRobert Nolandが1985年に加入することになる。彼らの活動期間(15年ほど?解散までには18年ほど)の間に8枚のアルバムを残している。
今回のアルバムは1988年の『Out of the East』の再リリース盤。Home Sweet Home Recordsより。2曲の新曲がプラスされている。(“Send Me”と”Slippin' into Midiocrity”)このアルバムからRobert Nolandが参加している。

ちょうど洗練される前のAOR(プレAOR)が癖になるのに近い感覚か、どこか垢抜けない部分を兼ねそろえたハーモニーに80s独特のキーボードサウンドが折り重なり、Pop色を強めている。

“You Can't Fool God”のような元気なPop/Rockもいいが、最大の魅力は何といってもバラードの出来の良さではなかろうか。例えば“Simple Prayer”や“I Put My Hope”、“That Day In Bethlehem”の持つ温かさ・浮遊感はかなりのクオリティ。

Jeff Walterの息子さんであるLogan WalterはDuttonというWorship Bandを結成しており、3枚のアルバムをリリースしている。親父さん譲りの優しい声質はそのままに時にはダイナミックな、時には繊細なworship songを展開している。

現在も曲作りを継続しているらしい彼ら、ぜひ再結成ツアーと音源のリリースを!


I Want To Be Your Light


・・・時代を感じさせる作り。この曲で誤解しないでほしいが・・。これしか見つからんかった。。。。


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