Troels Skovgaard

【本日の一枚】

TROELS SKOVGAARD / S.T. (2002)

Troels Skovgaard

Mia

BAMBOO BROTHERSの彼のSOLO。オープニング曲や#10“They Talk Too Much”におけるサザン・ソウルの流れを汲んだようなブルージーでゴスペルに直結しそうなギターフレーズやメロディが出てきたときには「そこまで行くか!?」てな気持ちで少々戸惑いを感じたが、#2“ROSIE”はもろEAGLES直系のLaidback westcoast sound。キラキラしたアクースティック・サウンド#3“Dive For Pearls”を経由した時にはすでに気分は西海岸。
まさにタイトル通りの曲調である#5“The Sun Behind The Rain”も素敵だし、#6“Judy Mccal”においての控えめなエレピやハーモニーに胸がトキメク諸氏も多いのではないだろうか?
#8“Quest’estate”なんかは一聴すると単純な爽やかWestcoast Popだが、コード進行やストリングスの使い方なんかは相当奥が深いし、#9“Till I Found You”における軽くカントリータッチな曲なんかを聴くと、「あんた本当にデンマーク人??」という疑問が出てくる。
美しいギター・インスト“Mia”のメロディにはもう一つ別の要素(ヨーロッパ的な)が加わっており、波の音も相まって静かな海辺を想起させてくれる。何とも粋な終わり方。

軽くは流せない幅の広いアルバム。夏にもう一度引っ張り出したい感じ。


Troels Skovgaard: Troels Skovgaard

Troels Skovgaard - Dive For Pearls

Myspace: http://www.myspace.com/troelsskovgaard

【到着&購入】



NICOL SPONBERG / Resurrection (2004)・・・CURBより。SelahのメンバーのSolo。ややハスキーな声質は独特の魅力を持っており、楽曲が伴えば・・・という感じ。#4“Anything, And Everything”以降に秀曲が多い。
TOMAS LEDIN / TILLFÄLLIGHETERNAS SPEL (1990/1997)・・・Swedenの有名SSW。ABBAのバックVo.を務めた経験やレコーディング経験もあり、80年代中頃までで一歴史を築いたベテラン。80s以降はプロデューサー業も始める。本作はその後また作曲を始め、英語詩でのアルバム後のアルバム。この人、アルバムむちゃくちゃ出してるね。
IDDE SCHULTZ / S.T. (1995)・・・Irma Schultz Kellerの姉。Pop/Rock
JOHN O’BANION / DANGER + 4 (1982/2011)
JOHN O’BANION / 僕のラブソング +2 (1981/2011)・・・やはり名盤。複数枚買いしている自分が怖い。
Jon Gibson / Love Education (1994)・・・CCM。中田師匠が解説を書いている。
Gary Ogan / Let Go The Heart (1982)・・・紙ジャケ。ポール・マッカートニートッド・ラングレンに影響されたセルフ・レコーディングの手法を駆使して、本人をして「本当の意味で初のソロ・アルバム」と言わしめた作品。16ビートの伸びやかなメロウ・ナンバーなど、70年代AORの香りを引き継ぎ、さらに完成度に磨きをかけたセカンド・アルバム(オビより)
HANDASYD WILLIAMS / Artisan Hill (2005)・・・Country/Folk/Soul。オーストラリア出身。デビュー作。
DAVE MALLETT / This Town (1993)・・・メイン州出身で現在はナッシュビル在住のSSW。Folk/Country/Pop。好みの音だわ。これ。
Five Thirty / Red (1993)・・・マンチェスター・ムーブメントの頃に登場した3ピースのBrit PopBandの唯一の作品。疾走感溢れる曲の中には黒人音楽の影響が垣間見れ、Jamとの比較でも見れるのでは?なつかしの一枚。

などなどなど。