Ghost Of A Love

【本日の一枚】

PENNEBAKER / S.T. (2005)

ペネベイカー

Living Without Me Now

Swedenのトリオ・ユニットの2枚目。日本のみの発売のよう。2003年のデビュー・アルバム『New Skyline』も高評価を得ている。Vo.のビヨン君、Paul WellerBurt BacharachPrefab SproutをFavoriteに挙げるというセンスの良さ。Ben Folds Meets Burt Bacharachというキャッチ・フレーズがついているようだが、私の中での同感度は半分くらいか。まあ、その影響が随所に表れているだけでなく、ちょっとほろ苦さの感じられる忘れ難いメロディの質は第一級という点では頷けないこともないが、そんな単純な音ではない。全編で聴かれるピアノが彼らの楽曲の生命線のよう。彼ら自身が挙げている次のキーワード群を見て、「おや?」と感じるなら、この音に触れてみる価値あり。
Sunshine pop, Piano based Power-pop. Timeless, bittersweet melodies, Ben Folds Five. Early Elton John and Steely Dan. Walter Becker, Donald Fagen. Todd Rundgren. The Jam. Burt Bacharach/Elvis Costello. Supergrass, Paul McCartney, Prefab Spout, Supertramp, Gilbert OエSullivan, Tears For Fears.

Official Website: http://www.pennebaker.se/
Myspace: http://www.myspace.com/thebandpennebaker

Pennebaker/Bending the rules (上記のアルバムには未収)


Pennebaker/Shadow of a doubt (2007年リリース)


Pennebaker - Ghost Of A Love (現在の所の最新アルバムより)


【到着】



○ PATRIK ISAKSSON / 10ÅR EN SNALL MANS BEKÄNNELSER (2008)
○ PATRIK ISAKSSON / S.T. (2006)・・・しばらくご無沙汰していたスウェーデンのSSWの4枚目と5枚目。相変わらずの悲しげメロディー。底辺からの爆発的な勢いは健在。何曲かがこの2枚で被っているのは・・。
○ PRIDE / S.T. (2011)・・・YESTERからの再発盤。AOR-FM盤も購入したのだが、やはりこちらもそろえておこうと・・。
○ RAY GOOLIAK / Isle Say (1996)・・・79年リリースの『Home Away From Home』で有名な彼が作曲し提供した曲のコンピ盤。Tropical/Jazz/R&B/Rockとご丁寧にジャンル分けまでされている。さらにご本人から何でも質問してね、のメールまで!至れり尽くせりのいい人。
○ MICHAEL TESCHL / Movin’ On (1998)・・・このあとのTESCHL名義の『Happy Depression』は私にとっては神とも言える名盤。当時はこの『Movin’ On』を含む前2作は気に入らなかったので購入を避けていたのだが、懐の広がった今ならということで購入。WHITESNAKEの“Is This Love?”の興味深いアレンジがお気に入りに。
○ ESKOBAR / S.T. (2006)・・・スウェーデンのIndie Pop/Rock Bandの4枚目。イギリスのバンドによく聴かれるようなスタイリッシュで湿り気のあるメロディが特徴的。以前のアルバムにはないトランペットやヴァイオリン、そしてCajanさえも効果的に使っている。このアルバム以降自分たち自身のレーベルであるGibulchi Recordsを運営・アルバムリリースしている。彼らのターニングポイント的な作品。
○ VARIOUS ARTISTS (CONTANTE & SONANTE) / HIGHLIGHTS & RARITIES (2011)・・・CONTANTE & SONANTEがリリースしてきたアルバム4枚からの楽曲に加え、未発表曲も加えたコンピレーション。注目していたのはやはりWARREN WIEBE参加の未発表曲“My Angel’s Voice”。辛めに言うと可もなく不可もなくといったところか。もう一人注目していたのが、韓国出身の新人ソノ・イム。YouTubeでちょっと前に噂になっていた彼のパフォーマンスである。彼の“Forever”は、若さは感じられるが十分聴き応えのある出来。限定1000枚。Cruisin Musicさんで購入できますよ。
○ SHINE / S.T. (1989)・・・Scottish Bandの唯一の作品である"A Far And Distant Shore"のRepackaged reissue盤。7 westの発展形バンド。(7 westって言っても知っている人がどのくらいいるかは微妙だが・・)若干キラキラ感漂うソフトなPop/Rock。
○ JOHN SCHLITT / SHAKE (1995)・・・CCM Band PETRAのVo.のSolo。声質が自分の好みでなかったためスルーしていたが、今回安価で発見、救出。でもやはり・・う〜ん。ハードなGr.が目立つこの当時のPETRAと似た音。
○ ORLEANS / GROWN UP CHILDREN (1986)・・・ジョン・ホール、ラリー・ホッペン、ランス・ホッペンの3人で再結成した際のアルバム。CHET ATKINSなどがゲスト参加している。プロデュースはDAVID HUNGATEとNICOLETTE LARSONなどのプロデュースでお馴染みのTONY BROWN。
○ SATELLITE SOUL / S.T. (1997)・・・CCM/Alterna-Pop Band。Kansas State Universityにおいて1995年結成。その後地元のLakeland Community ChurchのHouse Bandとなるが、1997年にArdent Forefrontと契約、この作品をリリース。2000年にはLive盤『Ardent Worship Live』をリリースしている。Jars Of ClayもしくはR.E.M.なんかがお気に入りの人にはオススメできる。
などなど