OLA & Strawberry T.V. Show

【本日の二枚・・ん?】

OLA / OLA (2010)


Twisted Memories

スウェーデンパワーポップ/AOR Artistの新作。Cruisin’ さんに感謝。前作の“Rain”にこっぴどくやられ、Anthony Calleaのヴァージョンと聞き比べなんてしてたのだが、これでソングライティングの才能がさらに開花したらとんでもないことになるといった通りになってしまった作品。全曲が彼の作曲のよう。バックのリズム隊やキーボードのおかずに違和感を感じる人もいるかもしれないが、ここは素晴らしいメロディにスポットを当てたいところ。

オープニングの“All Over The World”の高揚感溢れるサビに始まり、どこかアンニュイな雰囲気の漂う#2“Unstoppable”、ウキウキ感溢れる私的イチオシチューン#3“Y.T.G”、Mid-tempoに彼の声がしっくりとハマル#6“Beautiful Rain”、ネオアコ的な魅力を感じる#7“Busy doing nothing”、ドラマティックな#8“Still Remember”、しっとりと最後をアクースティック&ピアノ主体で締めくくる#10“Twisted Memories”などがオススメか。

個人的にはキレイなハイトーンはそのままに次作ではぜひ余計な装飾を取り払って、メロディの良さだけで勝負して欲しいな、と。それだけの力は感じられるブリッジ的作品になるかな。まだ若いし。けど・・・このアーティストに求めるのは筋違い・・かな。

OLA / All Over The World


OLA / Y.T.G

Website: http://www.ola.cd/news
◆ Blog: http://glife.se/ola (Sweden語)


The Smiles / Strawberry T.V. Show (2010)

STRAWBERRY T.V SHOW

South Pole Sunset

デリスパイスのユン・ジュンホが「地中海の都市から出発して、北ヨーロッパを越え、カリフォルニアに行ったあと太平洋を渡って東京、そしてソウルに戻るという世界旅行パッケージがあるなら空港のロビーで飛行機を待ちながら聞きたいアルバム」と評した音楽性を持つ韓国発超弩級ソフトロック傑作アルバム。正直ぶっ飛びました。渋谷系〜ソフトロック〜インディポップ〜スパイ映画サントラ風ダバダバまで衣装を含め、本当に60sしている。待望の日本盤は中心人物ジンマからのコメントつきで6曲の未収録トラックがボーナスで収録されている。ちなみに韓国盤はあのBeatballより。そして女性3人が脱退してしまったというお話なんで、結果的にこれがこの形での最後のアルバムだとか。ロジャニコ、ブライアン・ウィルソン好きにはもってこいのアルバム。

The Smiles - Live - Love So Fine (Roger Nichols)


The Smiles - South Pole Sunset [live]

Myspace (元メンバーの女性が結成したPlaygirlというインディーバンド): http://www.myspace.com/gotoplaygirl


【購入&到着】




KOINONIA / ALL THE BEST (2010)・・・ちまたで噂のBOXが到着。Cruisin’さんに感謝。しかしながらまだ聴けてない。時間を作ってしっかりと聴きたい一枚・・いや4枚プラス2枚。
BAMBOO BROTHERS / MOMENTS (2010)・・・1995年から2005年まで解散(?)していたバンドの久々の新作。Cruisin’さんより。予想外の出来の良さにビックリ。ここまでやるとは正直思ってなかった。じっくりと時間をかけて聴きたい一枚。この冬の愛聴盤の一つになりそう。オープニングの“Moments”の可憐なことといったら!爽やかな西海岸系サウンドと洗練されたVocal Workがたっぷりと堪能できる一枚。Cruisin’ Musicさんで購入可能。余計なことですが、メンバーのTroels SkovgaardのSoloもおいしいですよ。
Various Artists / California Groove Special Edition (2010)・・・第3弾。小型のノートとカレンダー、そして18曲入りのCDがついてのセット。これで3作コンプリート。
RICKY JULIAN / Innocence (2000)・・・デンマークのSSW。甘甘なメロディとアクースティック主体の曲構成は確かにクオリティは高く、それなり。声質とこういったメロディに免疫があるかどうかで大きく評価が分かれそう。ちなみに私はグレーゾーン。
RHYTHM HERITAGE / Disco Derby +4 (1979/2010)
RHYTHM HERITAGE / Sky’s The Limit +4 (1978/2010)○ LISA DAL BELLO / S.T. (1977/2010)
JAY GRUSKA / GRUSKA ON GRUSKA (1974/2010)
KENNY NOLAN / HEAD TO TOE (1980/2010)
ABEL’S OFFERING / Lookin’ Straight Ahead (2006)・・・イリノイ・ベースのCCM Band。Chris TomlinStarfieldに影響を受けたらしい。一聴した感じでは、Jars Of Clayほど洗練されていないが、Chris Tomlinの躍動感にMercyMeの温かさを加え、Michael W. Smithのメロディの美しさを参考にしたようなイメージ。本作よりも下の『Testimony』をオススメする。これからじっくり聴き、近日Reviewしてみたい。メンバーにも頼まれたので・・・。
興味のある方はコチラへ: http://www.myspace.com/abelsofferingillinois
ABEL’S OFFERING / TESTIMONY (2010)・・・同上。飛躍的な変化・向上が見られる。Ben SnyderがSongwritingにおいて力を発揮し、よりPiano-Orientedな方向へシフトした感がある。
NICHOLAS ZORK / Songs For Worship (2010)・・・CCM.
TWILA PARIS / A Heart That Knows You (1992)・・・STAR SONGより。CCM。
TWILA PARIS / Where I Stand (1996)・・・Sparrowより。CCM。
TWILA PARIS / True North (1999)・・・Sparrowより。CCM。
Billy Dean / Love Songs (2000)・・・Pop Country SingerのLove Song集。大らかでゆったりとした心地良い楽曲にピッタリの声質。儲け物。
TSF / ҫava ҫava (1990)・・・フランスの男女4人組。遊び心満載のアレンジがうれしい。マンハッタン・トランスファーあたりが比較対象か。
AMR DIAB / Nour El Ain (1996)・・・エジプトのSSW。瞳の光と題された本作はアラブ音楽史上最大のセールスを記録したとか。全く知らない世界だが、知りえている世界と同様に深そうだなとふと思う。西洋とアラブ音楽の融合・・・かな。
Brian Barrett / S.T. (1993)・・・Star Songより。AOR/CCM。掘り出し物。この爽やかさは誰と比較すべきか。。。ハードポップというよりは単にAmerican Rockと呼びたい感じ。Country色が多少ある部分もお気に入り。
The Fabulous BUD E LUV / Diary Of A Loungeman (2002)・・・なんとBlack Sabbath初期の楽曲とOzzyのNo More Tearsまでの楽曲がLounge Musicに!ジャンク物を眺めていた時にタイトルが気になったため購入。Bark At The Moonのアヴァンギャルド味溢れるSaxには大爆笑。意外にイケルのがFlying High Againのアレンジヴァージョン。Crazy TrainはPat Booneものより出来がいい。
などなど