27 WEST

【本日の一枚】

27 West / S.T. (1998)


it's time you took a trip down 27 West

NYベースのRock Duoのデビュー・アルバム。80sの雰囲気を漂わせる良質な内容。音質はともかく、各楽器を的確に配置したバラード/Hard (Power)Pop/Rockは印象に残りやすいメロディと共に一聴の価値あり。

Lead guitarist/vocalist であるJohn MerjaveはThe Beatlesに最大の影響を受けたというが、楽曲にその影は見えにくい。唯一見えるのはハーモニーにポイントを置いているという点ぐらいか。

対するKeyboardist/vocalist のKevin DiegnanはBilly Joelを影響を多大に受けた人物として挙げている。#9“Stay On The Ground”をその典型として聴いて欲しいようだ(確かに“Piano Man”っぽい曲)。もう一人は何とJourney。一聴したときに地味に聴こえる楽曲の構成はとてもしっかりとしており、Journeyのように綿密に練られていることが分かる。キャッチーなメロディも多数存在しており、洗練されたプロダクション下でレコーディングされていたら・・と考えるといささかもったいない気も。現在もKevinはSEPARATE WAYSというJourneyのTribute Bandで活躍中である。

個人的にはHerland Brothersあたりを引き合いに出したい感じであるが、ほのぼのとしたMid-tempoの#2“Face 2 Face”、Acoustic Tuneの#3“Nothing Ever Lasts”、Westcoastの香り付けのあるHard Pop Tune#5“Look For The Light”、Stringをうまく配した#6“Hard To Walk Away”(中間のAcoustic Guitarがまたいい!)、Journeyの影響が最も感じられる#10“You Never Know”などが特に魅力的。
バンドは現在でも存在しており、4人組になっている。週に2〜4日はNew York City tri-state area付近でプレイしているよう。
メロディ至上主義の方々、West 27をグイグイ行く準備はいいですか?

Website: http://home.earthlink.net/~twentysevenw1/

27 West: 27 West

【到着】


STEVIE WOODS / Take Me To Your Heaven (1981/2010)
STEVIE WOODS / The Woman In My Life (1982/2010)
STEVIE WOODS / Attitude (1983/2010)・ ・・・AORファンの間で長きに渡ってCD化が待望視されてきたスティーヴィー・ウッズの紙ジャケ3作品。まだファーストしか聴いていないのだが、まさに『奇跡』と呼ぶに相応しい内容。よくもこれだけバランスの良いものを作り上げたものだと感心。しばらくヘヴィーローテーション必至。
MELLOWGROOVE Sunshine Avenue ・・・コンピ。P-Vineより。MELLOWGROOVEにSpotを当てコンパイル。王道からHawaiian AOR、FreeSoul系音源まで一気に聴ける優れもの。何故amazonではまだ予約段階??
SERPENTINE /A Touch OF Heaven (2010)・・・AOR HEAVENより。Tony Millsがフロントであること、ちまたの評判の良さにつられての購入。これからの聴き込み。

などなど