Red Shoes and Golden Hearts

【本日の一枚】

Buskin & Batteau / Red Shoes and Golden Hearts (2009)


Acoustic Heaven

ベテランDavid Buskin & Robin Batteauのデュオによる2009年作。爽やかさを追求するSSW/AORリスナーにはうってつけのアクースティック・サウンド
ジャズの影響を散りばめたフォーキーな楽曲群はここでも健在。#1“Red Shoes and Golden Hearts”のイントロの瑞々しいこと!タイトなバックを背負った温かさを纏ったハーモニーが絶品です。その他mid-tempoが心地良い#3“Living On The Edge of Dreams”、リズムギターとパーカッションの絶妙なコンビネーションが織り成すグルーヴ感が素晴らしい#4“Wild Infatuation”、繊細でリリカルなメロディが印象的な#5“Just A Girl”(ストリングスがその雰囲気をさらに助長している)、晴れた日に大勢で聴きたいゴキゲンな#7“Good Luck in the Promised Land”、キャッチーなメロディが80s的なカッチリとしたリズムに乗る#9“You’re Right”、二人の声を存分に堪能できる#10“Tonight We Are Everywhere”などオススメ揃いの好盤。

Official Site: http://buskinandbatteau.com/
Myspace: http://www.myspace.com/buskinbatteau

Buskin & Batteau: Red Shoes and Golden Hearts

BUSKIN & BATTEAU - Good Luck in the Promised Land


BUSKIN & BATTEAU - Living on the Edge of Dreams

【到着&購入】



○Sven Larsson / Sunlight and Shadow・・・SwedenのMelodic Hard Rock/AOR Band Street TalkのGr. の1st Solo。所々にStreet Talkに繋がるフレーズやメロディが見える。全体的にPop/AOR/Westcoast Rock色の強い好盤。こういうジャケット、実は嫌いじゃないです。Avenue Of Alliesより。(Cruisin Music さんで購入可能です)
○Stellar Lart / Everything Is Different Now・・・アリゾナ州フェニックス出身のCCM Bandの4枚目(?)にあたる作品。ようやく到着。ここいら辺のBandの作品って非常に入手に時間がかかる。Amazonを使ってもクリブクなどの専門店を使ってもしかり。若さ溢れる爽やかさに満ち溢れたアルバム。うらやましい・・・。
○Rodel Naval / Rodel’s Legacy … lives on! ・・・OPM。竹内まりやの“Single Again”を始め、彼がオリジナルの大らかなOPMらしい名曲“Muli”や“Ikaw Pa Lamang”、安全地帯の『微笑みに乾杯』のタガログ語Versionである“Kailan kaya”、私のイチオシ“Lsang Lahi”(Jed MadelaやRegine VelasquezのVersionもいいが、こっちの方が感動度が断然上)など彼の名曲がぎっしり。お買い得でした。
○Joanna Ampil / Try Love・・・OPM。海外で活動を続けているミュージカル女優Joanna Ampilのフィリピンでは初めてのアルバム。
○Rachel Alejandro / Believe・・・OPM。今ではベテランであるが、父親もSingerである彼女、15歳でデビューした才女である。女優業もこなすマルチタレントぶりを発揮しているが、本人は歌手としてのウエイトを重く見ているよう。手堅い一枚。
○Dave McCluskey / A Long Time Coming・・・カナダ東部に埋れていた激レア音源のCD化。ダン・ヒルアメリカ、ジミー・ウェッブでお馴染みの売れっ子チーム:マシュー・マッコウリー&フレッド・モーリンがプロデュースした78年作品。スティーブ・ルカサー。ジェフ・ポーカロボビー・キンボール熱演/熱唱。(オビより)ついでにEric Taggの新作の予約もしちゃいました。(Cool Soundさんより)
Vashti Bunyan / Lookaftering・・・35年の時を経てリリースされた、女性ブリティッシュ・フォーク・シンガーVashti Bunyanの2005年作の2ndアルバム。前作を今頃聴いているのも恥ずかしい限りなのだが、思いの他気に入っての購入。壊れそうなギターアルペジオや繊細なピアノを中心としたシンプルなアコースティックサウンドと、癒しを極限まで煮詰めたかのような彼女の美しい歌声が、絶妙な配合で交じり合い流れていくトラディッショナルなフォーク・ソング。当時の空気を真空パックしたかのような神々しさが例えようのない優しさを携えて存在しています。
○Ben Sidran /Clementine / Spread Your Wings・・・250円で救出。ベン・シドランとクレモンティーヌによる1991年共演作。シドランの名曲「Chances Are」のカヴァー収録。
○Jean-Jacques Goldman / Non Homologue・・・85年。フランス人SSW。フランス語圏では有名人。プログレマニアにはTaï Phongのメンバーとしての位置付けの方が分かりやすい。(“Sister Jane”は名曲。ぜひお聴きあれ!)またCéline Dion 、Joe Cocker、Diane Warrenとのコラボレーションでも有名。そんな彼のSolo4枚目。キャッチーなメロディが心に残る。キーボードの音に懐かしさを感じるのは40代諸氏か。AORファンにもオススメできる一枚。
Jamie Cullum / Catching Tales・・・2005年。映画『ブリジットジョーンズの日記2』の主題歌“Everlasting Love”で人気に火がついたUK出身のジャズシンガーの3枚目。(最近ではやはり映画『グラントリノ』のエンディング・テーマ)気に入りました。ジャンルを越えたクロスオーバーな作品。
○Hillsong / God He Reigns 〜Live Worship from Hillsong Church [Live]・・・2枚組。250円で救出。CCMに慣れているリスナーは何も感じないんだろうけど、このジャケ(特に裏ジャケ)に違和感を感じる人も多いんだろうな。中身は最高なんだけど。
○Andrew Morgan / S.T.・・・2008年。アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ生まれ。ハーバード大で心理学を専攻し、韓国・ソウルにて英語講師を務める。故エリオット・スミスのスタジオでレコーディングされ、Uncut誌などで絶賛された1stから4年。管弦楽器・鍵盤類を中心に前作を超える総勢33名の人数が参加した2nd。スフィアン・スティーブンスから天性の才能を抜いて、その分親しみやすさと内省的な哀愁をプラス。更に要所ではブライト・アイズオーウェンの面影もチラッと見せる。優しさと暖かさが一杯の愛すべき極上USインディー〜チェンバーポップ。(オビより)

などなど。