Stagecrew もしくは Stage Crew
【本日の一枚】
フィリピンのPop/Alternative Rock Band。
2002年〜2004年の間のマニラへの活動範囲拡大時期にStar Recordsよりリリースされたファースト。
もともとセブ島やビサヤ地方中心の活躍をしている彼ら、現在でもそちらではかなりの人気バンドのよう。
レゲエ、ハードロック、ポップ・ミュージック、Romance Balladsと影響を受けたジャンルは幅広く、それなりの守備範囲での楽曲が並ぶ。
#1〜#3へと連続するRomance Balladsはタガログ（ビサヤ？）語で歌われており、特に#2“Sana Ikaw”のメロディの難易度の高さと美しさは一聴に値する。#4,#5,#6ではクオリティーの高いメロウなミディアム・テンポのポップ・ソングが堪能でき、そしてアクースティック主体のポップ・ロック#7“Cinderella”へと続く。アクセントの効いたピアノと小気味よいリズム隊が爽やかなメロディをぐいぐい引っ張っていく。同じような路線の#11“Kasama Kang Tumanda”も後半の聴き所（#15に完全なAcoustic Versionが収録されている）。また、#13“Mabuti Pa Sila”のようなジャジーな雰囲気を醸しだしている楽曲はライブで映えそう。全15曲。
この後にリリースされた2nd『Dreamland』ですが、いつもお世話になっている業者の方のお話では、リリース当初はStar recordsがディストリビュートしていたようだが、現在はビサヤ地方(セブ)のローカルレーベルがプレス、販売しているようだとのこと。先日フィリピン出張の折にメトロマニラの数件を廻っていただいたのだが、取り扱いをしていないらしい。現在現地のレコード会社のスタッフの方にお願いしていただき、何とか入手できるよう手配していただいてる最中。うまくいくといいな。
かれらの最大の武器はライブパフォーマンスということなのでぜひ一度生でみてみたいもの。セブか・・。知り合いがミンダナオからセブに働きに出ているけど、行ったことはないからなあ・・・。セブに男一人旅。目的は地元インディー・レーベルのOPM探し。・・・う〜ん、どうだろう、それって（笑）。
絶妙な味付けのメロディが心に残ります。。。
【到着】
◆Cruisin’ Musicさんより下記5商品。
○Oattes Van Schaik (aka The Limit) / The Limit
○Alessi Brothers / Live! All our life・・・新作のスタジオ録音ＣＤ『PURE ALESSI』と貴重なアレッシー兄弟の最新ライブの模様が収められたＤＶＤ『LIVE ! ALL OUR LIFE - THE BEST OF ALESSI BROTHERS』のカップリング。残りわずかか？
○Chazz de Meyer / Vampire Love
○Dare / Arc Of The Dawn・・・Dare、待望の新譜！
○Tane Cain / S.T.
◆OPM物
○Erik Santos, Christian Bautista / Face-Off・・・2枚組。
○Jose Mari Chan / Love Letters And Other Souvenirs
○Lovestruck Duets / V.A.・・・OPM SingerたちによるDuetでのLove Songを集めたコンピ。安い作りのジャケがまたいい味。内容は絶品。
◆その他
○Chicken Shack / Loving Power
○Saint Etienne / Fox Base Alpha・・・ノスタルジックなポップスをハウスによって現代サウンドに変えてしまったデビュー作。ビーツ・インターナショナル同様レゲエのアイデアをうまく取り入れ,ワン・パターンになりがちなハウス・ミュージックをおもしろくしている。私の場合、完全にジャケ買いでした。
○Papermoon / S.T.・・・これは私には掘り出し物。オーストリアのDuoの3rd。どこか明るくなりきれないような浮遊するような女性Voをアクースティック・ギターなどが包むシティ・ポップ。他のアルバムも聴きたいと思わせてくれました。
○Rickie Lee Jones / Balm in Gilead・・・ファンタジー移籍第一弾。日本盤はHMCDです。
○Kimberley Locke / One Love
○Cecilio & Kapono / C&K・・・新譜。
などなど
