Father's House

【本日の一枚】

Brian Doerksen / Father’s House (1995)


Music From The Father's Heart Of Love

カナダのChristian SSWにしてWorship LeaderのBrian Doerksen(2003年にはDove Awardを受賞していますね)の1995年のアルバム。Paul Janzがプロデュース、数曲の作曲で関わっている。

コンセプトアルバムの形式をとっておりテーマは一貫して“The Father Loves You.”。
#1〜#2への流れは多くのCCMファンに十分受け入れられそうな美しいもの。
#3“There must be a place”もDaphne Rademakerとの素晴らしいDuetが堪能できる。軽快なメロディにのるSoft Rockの#4“Child Of Forgiveness”では後半にて子供の合唱団が一層楽曲を盛り上げる。#5“We are the Fatherless”では80sによく聞かれた「掛け声型コーラス」が聴け、ディストーションの程よく効いたギターによるグルーブ感も懐かし心地良し。ただしアルバム全体の流れから考えるとちょっと突拍子もない配置のような気も。#6“Song For the Prodigals”#8“Father Me”#10“Stay”は一転して再び美しいバラード調の楽曲。#6はピアノ、#8,#10はギターに先導される。#7“More”はU2を思わせるようなリズムとメロディ。#9“Celebrate”はホーンセクションを導入したGospelチックな曲。ラストの#11“Father’s House Lament”はアルバムの集大成。このアルバム内の全ての要素が詰まった感のある一曲。
すーっと身体に沁み込む様な音作りに感激でした。(ちなみにMyspaceで聴ける“It’s Time For The Reign Of God”もいい曲ですね。)

◆Web Site: http://briandoerksen.com/
Myspace: http://www.myspace.com/briandoerksen

【到着】



○Dan Seals / On The Front Line ・・・1986年。このあたりのアルバムは未チェックだったのですが、これがなかなか。Emmylou HarrisとのDuet“Lullabye”やTom Snow/Jennifer Kimball名義のHard Pop(どこかBritish Popの香りのする佳曲#6“I Will Be There”;U.S. / Can 両Country Chartで1位)、「完璧」な#7“You Still Move Me”(これも1位)、#8“While I’m Here”(Mike Reidのクレジットあり)など聴き所多し。
○Anthony David / The Red Clay Chronicles・・・2006年。2nd。現代のBill Withersと絶賛される歌声と前作よりもよりコンテンポラリーに、そしてゴージャズになったサウンドが最高の調和を見せる。 Earl Klugh、India Arieがゲスト参加。
○Richard Davies / Telegraph・・・1998年。The Molesの人。もしくはCardinalの人。ネオアコ系ファンにはお馴染みの人。2nd。納得の一枚。
Little Creatures / The Apex・・・2001年。Live盤。懐かしさに駆られての購入。
○Joey Stec / S.T. ・・・1976年。Millenniumのメンバーとして有名。唯一のSolo。「POPTONES」からの復刻盤(2000年)。
○The Yellow Melodies /High ・・・2000年。別名「スペインのFrank And Walters」。
○Edward Negussie / Victorious ・・・1995年。SwedenのAor/Pop Singer によるアルバム。
○Mastedon / 3 ・・・・待望の新譜。
○Mastedon / It’s a Jungle Out There! ・・・待望の再発。
○Bruce Stephen Foster / Reality Game ・・・1998年。2nd Solo。
など