What's Inside

【本日の一枚】

Richard Elliot / What’s Inside (1990)

What's Inside

Rise and Shine

グラスゴー出身のサックス・プレイヤーにしてTower Of Powerのメンバーでもあった彼の5枚目。
2001年よりスムース・ジャズの名門GRPに移籍することからも推測できる心地良いスムース・ジャズが堪能できる一品。いや〜いい仕事してますね。

オススメは・・・

#1“Take Your Time”。Introから続くグット粘り気のあるRichardのSax。土曜日の晴れた午後なんかが合いそう(あっ、今日だ)、#3“Movers & Shakers”ではMike & Danny Sembello兄弟がゲスト参加し、柔らかなボーカルを披露しています。(叙情感漂うAOR風の曲も悪くありません。)、#5“Well, Hold On A Second”(Rick RhodesがKeyboardで参加していることもAORファンなら見逃せませんね。また、余談ですが、2002年時のHeartのKeyboardだったTom Kellockも参加しています。)や・・・

他には、#8“I Believe You”(八神純子がゲストVo.として艶のあるボーカルを披露しています。)、#10“Cantiba”(Bobby Caldwellの曲。BobbyはProduceも担当。前年に発表されているアルバム『Take To The Sky』では楽曲提供、Lead Vocalまで担当しています。)などか。

2004年にトランペッターRick BraunとARTizen Music Group(現Artistry Music)を共同設立。この自己レーベルより2005年にソロアルバム『Metro Blue』を発表、2007年にはBraunとの共作『RnR』を発表しています。

Michael Sembello - Movers and shakers

◆Web Site: http://www.richardelliot.com/
Myspace: http://www.myspace.com/richardelliot