Sydney

【本日の一枚】

Sydney / S.T. (1991)


Got To Go

Peter Mayer, Paul Fischerからなるスイスのデュオの唯一の作品。バックを支えるのがDominoe『Keep in Touch』『No Silence…No Lambs』, Dan Lucas『Canada』, Jay Seever『No More Money』などで有名なRobert Papst(Gr. ,Producer)や同じくDanLucasやJay SeeverのAlbumに参加しているEd Straker (Key.), これまたDan Lucasのアルバムに参加しているLes Chak(Bs.)などの面々。

少し軽めのアレンジに哀愁漂うどことなく翳りの見えるメロディが乗るという典型的なヨーロピアンスタイルのPOP/AOR/Melodic Rock。Southern RockやCountry、R&Rのフレーバーを感じる曲もあり、多彩に富んだ楽曲も魅力的である。

「こういうメロディ、多いよね」系の#2“Together We Can Make It”、ちょっとアレンジを変えると当時の名曲になりそうな#3“Don’t Close Your Eyes Again”、ゆったりとしたメロディにCountry Musicの影響が見え隠れする#4“You’re The Only One”、出だしのキーボードとギターでグッと惹きこまれるハードポップの#5“I Feel Lonesome Tonight”、キラキラしたキーボードにリリカルなメロディが光るバラード#7“Go”、透明感に包まれたキーボード・アレンジが特徴的な#10“And It’s Over”なんかが印象に残る。

Dan Lucasの『Canada』や同じSwiss(Malta?)のバンドであるBlue(個人的にはこれらの方が好き)なんかがお好みの方にはオススメできそうです。


【到着】

○Babadu! / S.T. ・・・【帯より】ハワイアンブリーズを届ける音の魔術師カーク・トンプソン(ex.カラパナ)が“マッキー・フェアリーとスティーヴィー・ワンダーの融合”と賛美し、プロデュースしたオアフ島出身のシンガーソングライター、ババドゥ伝説の名盤。波の音が聞こえてくるような“We’re Not To Blame”、ビリー・カウイに捧げた極上のメロウグルーブ“Words To A Song”。そして天国への階段を昇る至福のラブソング“All I’ve Got To Give”はレムリアの奇跡を繰返す。
悩みに悩んでの購入。結果「正解」。Celesteからのリリースとは知らなんだ。カラパナに心地よさを感じる人ならば迷わずGO!


などなど。