All I Got

田舎へ帰ってきました。
久々に故郷の町を訪れ、おばあちゃんの墓参りもし、何だか少しスッキリしました。
ずっと心に引っかかってたもんで。
久しぶりの故郷は様変わりしていた部分と昔ながらの部分が共存しており、それでも何だか別の町のような気がしてちょっと悲しい気持にもなりました。でも、あの蝉の鳴き声のうるささは変わらずそこにあり、うだる様な暑さとの絶妙なマッチングに「だからあの時代エアコンなんかいらなかったんだなあ」と意味の分からない感慨深さも感じ取った次第です。

行きの高速は快適そのもので、下のような青空が広がるドライブ日和の日でした。

セットリストは以下の通り。
1.Journey / Revelation (2枚組)
2.Craig Donaldson / Hang In The Balance
3.Neil Diamond / Headed For The Future

Journeyは久々に聴き直したんですが、何と言ってもArnelの高音!やはり素晴らしいですね。曲調も相まってついついスピードが(笑)。続くCraig Donaldsonの2枚目もやはり名盤。歌詞にぐっと入り込んでしまい、目の前の風景がふと遠くなる瞬間も(笑)。Neil Diamondは・・私やっぱり彼の声、駄目ですわ。なんかだらっとしちゃって。これがいい!という方もいるんでしょうが、曲にマッチしてない気がしてねえ。曲はいいのにねえ。
とまあ、なんだかんだで実家のある市に到着し、ほっと一息つく暇もなく甥っ子達の逆襲が始まり、それは帰仙前日までずっと続くことになりました。(苦笑)ドラクエだなんだと散々引っ張りまわされの、おもちゃ代わりにされの、痛む体に鞭打ってのさしずめ苦行のような日々でした。

帰りは混雑が予想されたのですが、古川近辺までは順調で、「何だたいしたことないじゃん」と思った矢先、追突事故があったとかで徐々にペースダウン。最後はぴくりともしなくなったため、やむなく途中下車。それでも1000円の恩恵(?)にはしっかりと与りつつ(下参照)

国道をひた走り自宅へと到着いたしました。やはり他県ナンバーが例年に比べて多かった気がしますね。その中で空気の読めない運転をしているのは・・やっぱり「宮城」「仙台」ナンバー。交通マナーの悪さで有名なのはやはり正解のようです。

帰りのセットリストは以下の通り。
1.Lyle Mays / Street Dreams
2.Dionne Warwick / Friends Can Be Lovers
3.Mystic Healer / S.T.
4.Cowboy Junkies / Miles From Our Home


帰りは長かったこともあってか、グットとアダルトに(?)しっとりと聴かせる系が多かった感じです。Lyle Mays、気に入りました。

【本日の一枚】

Al Jarreau / All I Got (2002)

オール・アイ・ガット

One Corazon

2002年の作品。Verveへの移籍第2弾。前作『Tomorrow Today』ではより自然な形でのPop、Jazz、World Musicへのアプローチがなされ、ある意味「癒し」の色が強かった気がするが、本作はさらにその色合いが強まっている感がある。

オススメは・・Michael Jacksonの“Man In The Mirror”の作曲とデュエットで有名なSiedah Garrettがクレジットに名をつらねるレゲエ調のカッティングが特徴的なアーバンな#1“Random Act Of Love”、ソフト&メロウなAC曲である#3“Never Too Late”、スワンプ色の強いR&BでJoe Cockerとのデュエットがたまらなく渋い#5“lost and found”(Ricky Petersonのこれまた渋いKeyboardやJerry Heyらによるホーンセクションによるバックの構成がまたいいですねえ)、南アフリカの新生に捧げられた#10“Jacaranda Bougainvillea”(アフリカン・リズムに自然に絡みつくマイナー調のメロディにAlのメロディ・メイカーとしての才能を感じずにはいられない)、Bonus Trackのアフロ−キューバンな#12“One Corazon”(心地良さは抜群)などか。

それにしてもamazonの値段、びっくりでした。

◆URL: http://www.aljarreau.com/
MYSPACE: http://www.myspace.com/2aljarreaucom