Jerome

【本日の一枚】

Jerome / S.T. (2007)


Silky Smooth Funky Music


フランス生まれのJerome Nigouのデビュー・アルバム。7曲入りCD-R。Toto, Michael McDonald, Kenny Loggins, Christopher Cross, Bill LaBountyなんかのWestcoast Soundに多大な影響を受けているよう。

グルーブ感、アーバンな雰囲気たっぷりの良質の“SILKY SMOOTH FUNKY MUSIC”(彼曰く)が堪能できますよ。Totoの“Out Of Love”をカヴァーしているんですが、これを聴いたBobby Kimballが彼に“That is a truly gifted performance of "Out of Love".”というメールを送ったとか。しっとりと歌い上げる彼の声がとても印象的です。

彼に直接メールを送ると購入できますよ。ちなみに送料込みで2000円でした。
こんな感じの付箋がついてきました。


MYSPACE: http://www.myspace.com/jeromenigou  

【到着&購入】
◆Jeff Larson / Room For Summer・・・いつのまにか安くなってたので購入。

◆Charice / My Inspiration・・・OPM。セカンド。今回のアルバムはリリース元のStar Recordsと今後Chariceが所属する模様の米国Warnerレコードとの取り決めにより、フィリピン国内のみの配給のもの。しかしパッケージがでかい!荒削りながら素晴らしいVoice。特に伸びやかなハイトーンは一聴の価値あり。

◆STATELINE / …another Hot Night…in The City・・・AOR-FMもの第6弾。う〜ん、正直これは個人的には×かなあ。
◆CHANNEL / S.T.

◆FORTNOX / S.T.

◆BIG KRUSH / WAKE UP WORLD!

◆BIG KRUSH / AGAIN・・・聴きこみが必要そうなWESTCOAST / AOR風味のバンドの2作。様々な要素が適度に交じり合い、興味深い音。

◆FAB BOX . Music From the FAB BOX・・・08年。ファブリジオ・ボッジとマッシモ・ボッジのイタリア人からなる2人組。ジョセフ・ウィリアムスと共作した“TOGETHER”(Vertigo2に収録)が収録されている。爽やかなWESTCOAST風味の好盤。私は直接彼らから購入した(ご丁寧にお手紙付きでした)のですが、Cruisin’ Musicさんで購入できますよ。

◆Ole Børud / chi-rho・・・これまたCruisin Musicさんでの購入。すでに在庫切れのようですが、こんなものが存在していたとは驚きでした。やはりまだまだ北欧は遠いですね。私の大好きなアーティストの一つであるIONAの1994年のアルバム『The Book of Kells』(『Live In London』のAcoustic Setの1曲目にも)に収録のChi-Ryoがアルバム・タイトルであり、カヴァー・ヴァージョンも収録されており、うれしい誤算。彼のルーツは相当守備範囲が広そうですね。

◆Night Shift / Full Moon・・・以前からマークしていたフランスのAORデュオ、ガエル・ベンヤミンとジェローム・ブーレの二人組が2007年にリリースしたデビュー・アルバム。全編英語。これはオススメ。Cruisin Musicさんにて。

◆Richard Poon / For You・・・OPM。2009年。Cruisin'さん曰く、「CHAD BORJAをよりジャジーにした様な歌声」とは言い得て妙。レトロ感覚満載のジャジー感は、一瞬違う次元に空間の雰囲気を変えてくれます。スウィング風にアレンジされたS・ワンダーの<YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE>やRichard Chamberlainやカーペンターズとはまた違い、ボッサ調にアレンジされたバカラックの名曲<CLOSE TO YOU>なんかが特にオススメか。

◆LANI MISALUCHA / S.T.・・・Cruisinさんより。オリジナル盤。OPM。

◆Michel Fugain Et Le Big Bazar / Fais comme l’oiseau・・・72年発表のフレンチ・ソフトロック。サーカスがカヴァーした「ミスター・サマータイム」のオリジナル・ヴァージョン、“UNE BELLE HISTOIRE”収録。A.Carlos&Jocafi作のアルバム・タイトル曲は当然のように違和感なく収録されています。コーラス・ワークに時代を感じます(笑)。素敵!

◆The Graduates / The Feeling Of Life・・・ドイツのAORデュオ92年作。これは強烈にオススメ。アクースティック・ベースの楽曲上で爽やかなハーモニーが鮮烈な印象を放っています。随所で他の類似バンドとの違いを感じさせてくれ、核の違うオリジナリティの豊かさを堪能できると思います。ネオアコ系が好きな人もいけると思いますよ。

などなど。