LIVE From The Philippines

【本日の一枚】

John Ford Coley / LIVE From The Philippines (2008)

JOHN FORD COLEY: Live From the Philippines

The palm trees away and the Pacific ocean gently rolls, as the breezes of Asia take you into her ports.


  3月のDan Sealsの死去は本当にビックリさせられました。彼が亡くなる2,3日前、病床の彼をJohnが見舞い、言葉を交わせたことは何よりだったなあと、インタビューを聴いてて思いました。

  そんなJohn Ford Coleyのフィリピンでのライブ盤。バックバンドはフィリピンで調達したのでしょうか?クレジットを見るとみんなフィリピン人っぽい感じがするのですが。まあ、それはともかく、2008年の作品。2007年末にマニラで録音され、アメリカでリミックスされたようです。音を聴くと分かるのですが、複数のライブのミックス盤のようです。数々の名曲は今も色褪せずに輝きを保っています。彼、いや彼らの音に初めて触れる方にもオススメできます。

  私が初めて彼らの音に触れたのがまさにフィリピンだったというのも何かの縁なのでしょうか。当時も彼らの人気は本当にすごいものがありました。私よりもかなり若い人までが平気でお気に入りテープに入れてましたもの、彼らの歌を。

  彼のツアー日程を見ると来月またフィリピン・ツアーをするようで、日程調整中でした。

Buy the CD

◆HP: http://www.johnfordcoley.com
MYSPACE: http://www.myspace.com/johnfordcoley

【到着】


JORDAN CRITZ: Jordan CritzSONNY COMBS AND KITTY KAT RODEO: Anymore

Buy the CDBuy the CD

◆From The Fire / Thirty Days Dirty Nights・・・デンマークの再発専門レーベルNL Disutributionから。い〜やなんとなく予感がしたんですが、それが見事に的中!よくやったと言いたいですね。Dan Lucasの時もそうでしたが、本当にいい仕事をしてくれます。最近はこういう再発専門レーベルが活発な動きを見せてくれ、本当に助かってます。

◆Kathleen Carnali / Dangerous Prayer・・・イギリスより到着。2008年。アメリカはナッシュビル・ベースのマイナーCCM Singer。POP/Rock。徐々に高まる感情 / ウキウキな感情を適切に、クールに表現する彼女のボーカル・パフォーマンスは一聴の価値あり。好みの声です。

◆Jordan Critz / S.T.・・・Destination KnownのGr.の2nd (?) Solo。1st(?) Soloの出来がとても素晴らしかったので楽しみにしておりましたが・・・Vo.のBlake Bollingerの2nd Soloとリリース時期を合わせたような日程といい、全6曲という内容といい、もっと詰められた気がします。ところでDestination Knownはどうなるんですかね。

◆MAXUS / S.T.・・・I-Tunesにて。

◆Sonny Combs / Anymore・・・OhioベースのPOP Singer。後日レビューします。

◆Ken Tyla / OverEasy・・・アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム出身、日系2世のアルバム。爽やかなアイランドAORと骨太なRockの融合。歌謡曲とのボーダーすれすれ、もしくはもろ歌謡曲というパターンもあるけど、とにかく歌詞が興味深い。日本人の書く英語日本語交じりの歌とはどこか思考回路が違うらしい。ある意味斬新な日本語英語交じり歌(笑)が堪能できます。もちろん英語オンリーの歌の方が圧倒的に多いですが。Jason Scheff, Tommy Funderburk, Joseph Williams, Tim Pierce, Mike Porcaro, Richie Zitoなどの豪華参加ミュージシャンにも注目したい。

FARCRY / HIGH GEAR

◆HOLY WATER / the collected sessions

◆THE BOSSA NOVA HOTEL / MOON ISLAND・・・ジャケットがまたいいですねえ、これ。Michael Sembello、Bruce Gaitsch、Janey Clewerという面子による既製曲/ヒット曲のBossa的カヴァー集。とても聴きやすく、でも奥が深そうなコード進行・・など、初心者からマニアまでガッツリと楽しめそうな内容。この面子でのライブがあったら行きます、鉄板で。仕事休んで!(笑)

◆One Life To Live 〜the best of Love / Original Songs From The Daytime Drama・・・1968年から続くアメリカのテレビ番組(略してOLTLとも言うらしい)の挿入歌をまとめたもの。収録曲の最後にある御大Warren WiebeによるDavid Fosterの“Good Bye”(Air Supply'の『THE VANISHING RACE』用のDemoより。実際アルバムにも採用され収録もされています)が最大のセールス・ポイントか。やはり御大はすごいです!その他David Pomeranz :の“I still Believe In You”( ’99 “Born For You”収録)、Albert Hammond:の“The Way That You Love Me(おそらく書き下ろし?)、David Fosterの“Teach Me How To Dream”(love theme from "IF LOOKS COULD KILL" Robin McAULEYがVoでした)、そしてJimmy Webbの名曲“All I Know”(もちろんオリジナルはアート・ガーファンクルが「天使の歌声」の中で歌った「友に捧げる歌/ALL I KNOW」これをAmy Holland と Michael McDonaldの2人がデュエットという形で魅せます。これもこのアルバムのハイライトの一つでしょう。)などが注目株か。デュエット物は他にもまだ、Brenda RusselとHoward Hewitt (R&B, Gospel Singer) による“From This Day On”、Darlene LoveとBill Medleyによる“[You’re My] Soul And Inspiration”が収録されています。

などなど