Goodtimes Together

【本日の一枚】

Cecilio & Kapono / Goodtimes Together (1989)

1989年リリース。初っ端からWestcoastの香りプンプンのタイトル曲。もうこの曲で一気にその世界に引きずり込まれます。何故かは分からないんですが、ふと夕暮れのビーチを思い起こさせてくれるこの曲、有名な『Night Music』のような定番とは一味違う角度で攻めてきます。続く#2“Brother To Bother”はこの年代にありがちというか、「彼らもこんな時代を通過し、その流れの中で音楽活動していたんだなあ」とつくづくと感じさせられる楽曲。80s中頃〜末期にかけてのアメリカ映画のサントラのようなプロダクション、楽曲構成にはふと笑みをもらすかも。#3“You”は一転して若干メランコリックな趣のハワイをどこかに感じさせてくれる一品。#4“Don’t You Babe”は彼らの持ち味である美しいメロディが存分に生かされ、さりげないハーモニーにも上品さを感じられるメロウなナンバー。#6“That’s The Way”は冒頭のハーモニカが郷愁をそそります。南国特有のゆったりとした時間の流れを感じることのできるのも彼らの楽曲の特徴ですよね。これは次の#7“Brazilian Woman”でも感じられることですね。絶妙なハーモニーがまた泣かせます。#8“Sail Away”はKeyboard Synthesizerを担当しているMartie Echitoの曲。個人的にこのアルバムのTop3に入るだろう素敵な曲。#9“Banana Road”はレゲエの味付けがされた楽曲。
England Dan & John Ford Coley系統の音に恋焦がれる方にはぜひぜひオススメしたい、そして何よりもBreeze(そよ風)を感じたい方、オススメですよ。
なお、こちらのアルバム、入手困難盤の一つですが、Cruisin’ Musicさんで取り扱っていますよ。

◆HP: http://www.cnk35.com/
MYSPACE: http://www.myspace.com/cecilionkapono

【到着】
◆Eric Gilliom / into the mystic
◆Dave Raynor / Rain Or Shine (Press盤)・・・以上Cruisin' Musicさんにて

◆Jacob's Trouble / S.T.
◆Peter Mayer / Still In One Peace
◆Peter Mayer / Street Of Dreams
◆David Roberts / The Missing Years など