As I Am

【本日の一枚】Faith Piper / As I Am (2008)

アラバマ州はBirminghamベースのCCM Singerのデビュー・アルバム。幼い頃から音楽を通して神と触れてきた彼女が数年間のソング・ライティングの末に完成させたのが本作『As I am』です。

透明感があり、可憐な声に似合うPopは決して押し付けがましくなくさらっとしていて好感が持てます。アコースティック主体のオーガニックなサウンドは派手なプロダクションは一切ありませんが、『温かみ』を感じるものです。かつ従来のCCMとは一味違う歌詞のあり方も注目したい要素の一つ。

跳ねるリズムが心地良く、クランベリーズの“Dreams”なんかに近い、広大で荒涼とした大地を彷彿させる#2“Soldier”#7“Take Me As I Am”(声もドロレス・オリオーダンっぽい)、カントリー・テイストの残るメロディが堪らない#3“Good To Me”、メジャー・アーティストのメロディと比較して遜色ない完成度に驚く#5“Covenant Of Grace”、女性歌手ならではの特性を存分に生かした#6“Enough”あたりがオススメか。

このCDを購入するに当たっては、Faith Piperさん本人だけでなく、マネージャーのJeanneさんの助力がなければできなかった。(一般の流通経路には乗っていなく、ほとんど近辺への手売り状態。私が日本人のファン第一号だとか(笑))現在は年末の新作発表に向けて曲作り&近隣の教会でのコンサートツアーということでした。Thanks, Faith & Jeanne!

◆HP: http://www.faithpipermusic.com
MYSPACE: http://www.myspace.com/faithpiper

【到着】


NIMBUS / CHILDREN OF THE EARTH・・・80年に完全自主制作にてリリースされたアルバムの世界初CD化。スティーリーっぽさを存分に感じられる、メロウで洗練された楽曲のクオリティは非常に高い。幾分ジャズ・ロック的な要素も感じられ、その手のファンにもオススメできそう。