Sweet Salvation

Jim Krueger


【本日の一枚】

Jim Krueger / Sweet Salvation (1978)

多分、CDは出ていないんじゃないでしょうか?1978年のSolo。(アナログ盤とCD-Rのセットが結構な値段で売られてるようですが・・)DFKの一人と言えばいいのか、はたまたDave Masonがらみの方だよと言ったほうがいいのか悩むところです。一番いいのは“We Just Disagree”の作者だよって言うのがおじさん達には最も通じやすいかも(笑)。
彼唯一のSolo Albumはバランスのとれた聴きやすいWestcoast-styled Pop Albumと言っていいんじゃないでしょうか。(悪く言うと、可もなく不可もなくなんでしょうが・・)
参加アーティストも私的にはおいしいですね。Michael Omartian (CCMファンには4HIMなどでおなじみ)、Jennifer Warnes (82年のJoe CockerとのDuet曲“Up Where We Belong”あたりが記憶のキーになり得るか。その他83年の映画Twilight Zoneの“Night Are Forever”、もう少しコア(ではないが)に迫ると、Jackson BrowneのGuest Vo.やCohen のBack Vo.でおなじみ。AOR関連だとAlbert Hammondの“Your World And My WorldのBack Vo.やBill Labountyの82(?)年のアルバムへの参加をチェックされたし)、そしてDFKの一人でもあるMike Finnigan(Mikeと言えばSister Hazelの2000年のアルバム“Fortress”でクレジットに名前を見つけたときはとても驚いたことを思い出しました。彼は名サイド・キーボーディストとして、また素敵な歌声でも定評がありますよね。私の大好きなJoshua Kadisonの渋め(地味な?)のアルバム“Deliah Blue”やJude Coleの名盤“Start the Car”そしてVeniceの“Spinart”(1999)なんかにも参加してますね。日本人では、石川優子の「恋愛孤独人」にゲスト参加しています。)さらにはDavid “美男子(いまだ現役)” Cassidy(あらまあ)とまあ豪華な面子が揃っております。
とまあ、なんだか周辺アーティストの話ばかりになってしまったんですが、このアルバムのオススメは、題名の通り、暑っつい太陽が似合いそうな#2“Trinidad”、ナカナカのWest Coast スタイルのPop#3“Sweet Salvation”(間奏のSAXがなんとも言えません)、もちろんこの曲は外せません#5“We Just Disagree”、そしてイチオシスムースメロウ#10“Last Call”あたりでしょうか。残念ながら1993年にお亡くなりになっております。
ちなみに。彼の知り合いが開いているサイトに行くと、なんとも「あら・・・まあ」的なものを見つけられます。ここにはあえて書きませんが(笑)。