11 Tracks Of Whack

【本日の一枚】Walter Becker / 11 Tracks Of Whack (1994)

11 Tracks of Whack

 う〜っ仕事が終わらん。何故に家に帰ってきてまで仕事せにゃあかんのか・・。基本的に家には仕事を持ち込まない主義なんだけど、この仕事量って年々悪化している気がしないでもない。職場にてだらだらとやっていても良かったのだが、空間の空気というか、雰囲気というかそんなものがいやに感じたので仕方なく仕事を持ち帰っての帰宅だったのだけども、帰りの車ではDavid PackとPeter Ceteraなんかに励まされ、すっかり腑抜けな状態で、仕事を無視しての更新と相成ったわけです、ハイ。

 家に到着するとRARさんからの荷物や待望のWalter Beckerの新譜「CIRCUS MONEY」が到着しており、チラチラと目をやりながらも、仕事もちょいと気になっているという感じであります。

 ということで本日はWalter Beckerの1994年のSolo「11 Tracks Of Whack」を聴きながらの更新です。私、Steelyに知らぬ間にはまり、気づいたらその音のフォロワーにもチェックをいれたりしている訳なんだけども、このWalter BeckerのSoloに関しては正直あまり思い入れがないんですよ。はっきり言って歌はヘタっぴだし・・。ただ何故か引っ張り出して聴く回数は上位ランキングしている代物でもあるので不思議なんですよねえ。幾分レイドバックしているようにも聴こえる彼の声に癒しを求めている訳ではないんですが、聞くたびに何か新しい発見のある、そんなアルバムですね。歌詞なのかなあ・・・。SteelyというとどうしてもDonald Fagenばかりにスポットが当たりすぎという感じがしないでもないんだけど、彼のある意味雑多な印象も受ける何でもありのこのアルバムを聴いていて思うのは、彼がいたからSteelyというのはあれだけの位置に今も居続けられるんだろうなあという気がしてます。「毒のある」なんていう表現をなさっている方もいられるようですが、私の印象はむしろ何故か「素直に聴ける」という感じ。二人ともソロで十分やっていけるポテンシャルを秘めている人たちですが、中心核となる部分(Donald Fagen)に周りから様々なアプローチを施す外側の核(Walter Becker)があえて合わさっているというのが独自の音を作っている最大の要因なんでしょうね。新譜ではどんな音が飛び出すのか。。今私の左側にある新譜を聴くのも非常に楽しみなんですが・・・・・いつ聴けるんだろう。。。。今日は徹夜かな?はーっ。仕事しよ。

■lucky henry■

【到着】


Circus Money

Walter Becker / CIRCUS MONEY
◆REDRUM / NO TURNING BACK
◆DAGGER / NOT AFRAID OF THE NIGHT
◆DAGGER / FATE OF A VIOLENT WORLD など