The Caution Horses

The Caution Horses

 さてさて眼科に行ってまいりました。結果は・・・今日は眼圧が低かったそうで、視野にも問題がないとのこと。一ヶ月ぐらい様子を見ましょうという結果であった。昨日針灸の先生にお話して、ブスッと何発か打たれたのが功を奏しているのか??とりあえずはOKということほっとしているところである。
 いよいよ年末です。今年もあっという間に過ぎている。この一年の間に何したかなってふと考えてみる。。。。。zzzzzzって寝てる場合じゃない!外は台風の前のような生暖かい風、自分の手は灯油くさいは。。。。。どうにも集中して一つのことを考えられない。また別の機会にしよう。

 ということで【本日の一枚】は【落ち着け!おらっち】ということでCOWBOY JUNKIESthe caution horses。90年。COWBOY JUNKIESと言えば思い出すのは、88年のメジャー・デビュー作「トリニティ・セッション」。トロントのトリニティ教会で14時間のセッションを1本のマイクと2トラックのレコーディングで収録したものであった。当時の私はちょうど雑草のように聴く音楽のジャンルが増えだした頃であり、同時期に初めて聴いたRicky Lee JonesPirates(こんなやつだったのだが)
と同じくらいの衝撃を受けたものだ。極限まで削った楽器構成に生々しい録音、さらにはトラッドやらフォークやら、ブルーズやら何でもありのベースをもつ音楽性と、今まで聴いたことのない風を感じた。彼等の最大の特徴はその音楽スタイルであり、都会的な雰囲気とアメリカの国土がもつおおらかさ、温かさが混合している、いつ消えてもおかしくないようなその音色である。その雰囲気やら音色の中で本作にはニール・ヤングやらマリー・マーガレット・オハラやらのカヴァーが実にしっくりと色を添えている。彼等の音楽は「午前三時の音楽」と評されることがあるのだが、前にこのBLOGでも紹介した作家のフィッツジェラルドの「午前三時」からも由来が来ているのは言うまでもない。ただ思うに、そのような静寂が似合う音楽性であることは確かなのだが、それだけではない、同時に何か確固とした「強さ」も感じさせてくれる・・そう、これも「ロックンロール」なのだと。今日は強くそれを感じた次第でありまする。

◆HP: http://www.cowboyjunkies.com/
YOUTUBE:
・・・1曲目です。

【到着】
◆CORIN & EDMAN / Roc de Light・・・ケースが壊れての到着(悲)。