Musically Adrift

夏のハイウェイ

 世の中「頑固」「意固地」と呼ばれる人間はたくさんいる。それがプラスに作用し、その人間独自の孤高の道を作り上げる礎になっているのであればそれはそれで、私のような人間が何か口を出す問題ではないように思える。が、全く他人の意見に耳をかさず、全体で動かす必要のある問題でも頑として自分の意見を譲らない姿勢はどうなのだろう?それが「最も良い方法」と本人が考えているのならRainbowではないがもはや「Difficult To Cure」である。あ〜、月曜日(月曜だから?)ブルーである。
 昨日はご飯を食べるつもりが流れに流れて奥松島は東名という地域まで行ってしまった。ここは何でも「牡蠣」で有名なそうで。確かに加工所以外は何もない典型的な「漁村」地域であった。立ち入り禁止だとは知らず、加工所に進入し、作業していらっしゃった方々の、「不審者?」的な目を掻い潜って様々な場所を「見学」させていただいた(自主的に)。ほたての大量の貝殻(再利用するのだろうか?)やとれたての牡蠣、きれいな海を見ていて、適度な温度・風、良い天気の日のドライブは何と心地いいんだろうと少しうれしい気持ちにさせられた。唯一猫にえさをあげていたおっちゃんの私への何とも言えない笑顔だけが、「不審者ではありませんよ〜」という私の気持ちを弁護してくれ、前述したような気持ちで私を満たしてくれている。夕食に直売所で購入した「牡蠣」が食卓にのぼったことは、想像し易い事実であった。牡蠣は現地売りか直売所に限る!

【本日の一枚】はSAMUEL PURDEYのMUSICALLY ADRIFTである。STEELY DANJamiroquai関連の2人のAOR/ソウル・ファンク・ユニット。スティーリー・マニアの二人が作り上げたとあって、全編にその影響を垣間見ることができる。特に1曲目なんかはもろにスティーリー調のコード進行が炸裂します。ブラスセクションのオブリガードを効果的に活用した楽曲は素晴らしいの一言です。聴きようによってはWESTCOAST SOUND MEETS CHICAGOとも言えなくはないような・・(笑)。私はこの一曲で「買って良かった」状態でした。その他④のモータウンサウンドっぽい楽曲やDOOBIEやEAGLESなどのWESTCOAST SOUND直系の下地を持った⑤や⑥、個人的にそのタイトルに涙した⑧など、聴き所は多いです。邦題は「夏のハイウェイ」。個人的には「?」であるが、ドライブにお供させるならば、ハイウェイよりは夏の海岸線などのほうがむしろ似合う気がするんだけど。。
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NASA / INSHA-ALLAH!・・・中近東風のフレーズをダルシマーなどの楽器が奏で、それがエレポップ的なリズムやHR的な豪快なギターサウンドと融合している非常に奇妙なサウンド。聴く人によって意見が分かれそう。Insha-Allah!