Ivan Paduart
訳あって山形の山寺で行ってきました。1015段という階段を登るはめになり、以前も何度も登ったことがあったんで「たいしたことないな」と考えていたらとんでもない。日頃の運動不足と不摂生が見事に開花し、何度も何度も空を見上げ、ため息つくこと数十回。やっとのことで奥の院にたどり着いて院の階段でノビテいたらお坊さんに叱られ、さらには降りるときは楽だろうと思ってもいたのだが、とんでもない!参拝客のおばあちゃんやおじいちゃんに笑われながら震える足と格闘しての下山となりました。おそらく筋肉痛などの後遺症は明日ではなく(今日なんてもってのほか)、明後日ごろから徐々に来るんでしょうね。とても気持ちのいい一日でしたし、見知らぬ人と挨拶をかわすすがすがしさも感じることができたのだが、特に運動の大切さが身にしみた一日でした。
ということで【本日の一枚】はベルギーのジャズ・ピアニストであるIvan Paduartの作品Douces Illusions。
【Musicians】
Ivan Paduart (piano)
Richard Galliano (accordeon)
Philippe Aerts (double bass)
Bruno Castellucci (drums)
Gauthier Lisein (percussions)
Strings Ensemble Musique
哀愁溢れるメロディと欧州ロマンティシズム溢れる演奏(時にそれは曲調が似すぎているという欠点もあるが)を聴かせ、大好評を博した名アルバムFolies Doucesと、Illusion Sensorielle(今は手に入るかな?)からの選曲に、新曲を加え、さらには弦楽隊を従え制作されたのが本作。疲れて自宅に帰り、お酒を飲みながらしっとりと聴きたい一品です。(実際そうしてます)欧州の香りが良い意味でこのアルバムを一つ上のステップに上げており、ジャズ・ファンならずともヨーロッパの異国情緒を存分に堪能できると思いますよ。
Ivan Paduart HP: http://www.ivanpaduart.com/
【到着】
◆クライシス・オブ・アメリカ・・・デンゼル・ワシントン主演のポリティカル・サイコ・サスペンス物。監督がジョナサン・デミということでの購入。ちょっと楽しみである。
◆いかさま師 / 柳原 彗・・・古本屋で見かけ、その時は「高い!」と思い断念したものの、なぜか知らぬ間にクリックしていた本。こういうのの積み重ねが「散財」につながってるんだよね。
いかさま師 『このミス』大賞シリーズ