Walk in Beauty

【本日の一枚】

WILLOW BRŎCKE / S.T. (2008)


Snow People

一聴して思ったのはEva Cassidyとの比較。これに80sのSteelyがかぶさるという見方もあるが、まあそれは置いといて・・。

ノルウェー系とチェロキーの血を引くSSWのデビュー作。2008年。
愛、思いやり、感謝といったテーマが全編を覆っており、瑞々しいジャズ・ハーモニーとやわらかで都会的なグルーヴをベースにした美しいメロディが物語を綴れ織る。

アルバム内一押しの曲#3“Driving into Winter”は車の中で作曲されたそうだが、チェロキーの血を引く彼女にとって自然界の全ての要素、たとえば星、動物、石などは'people'--「人」としてとらえられるんだそう。この曲の作曲中はおそらく吹雪いていたんでしょうが、彼女はそこらじゅうを実際に飛び回る'snow people'--「吹雪」を見たんだそう。どんな感じだろう?雪が人。。。。。

個人的には小気味良いグルーヴがお気に入りの#6“The Kiss That Tells”やすっぽりと何かが抜けた感の'space'を音作りに感じることが出来る#8“Quiet Space(for Little Suzie)”も好き。

Driving Into Winter


The Kiss That Tells

Willow Brocke: Willow Brocke