rokbox

【本日の一枚】

rokbox / S.T. (1997)


Absolute Zero


Marc Engeran(Vocals, Guitar), Randy Settoon (Keys, Vocals)の2人がメインのHR/AOR Project。前身BandになるCapriとして活動中にLaRouxのJim Odomと知り合う。JimがDemo作りを手伝い、さらにその後、LaRouxのメンバーや元NetworkのChris RobertsとともにAlbumのレコーディングをしたりしているのだが、Chrisが脱退、結局お蔵入りになったりした経験をもつ。(これが2000年にAOR HEAVENなんかが絡んで出た『Absolute Zero』なんでしょう。)その後何年かレコーディングから離れていたがMarcが自宅にレコーディングスタジオを作ったことにより、レコーディングを再開、Debut CDが生まれたという。

GuitaristとしてNeal Schonの影響を第一に挙げている通り、ストレートでキャッチーなMelodic Hard Rockの上に流麗なGuitarトーンが乗るお馴染みの感覚が彼らのCDにも見受けられる。Bandという話になると挙げられるのが、The Beatles, Kiss, Ozzy, Led Zeppelin, そしてJourneyということ。まあ、これはアメリカ人らしい答えということで、Journey以外はあまり参考にならないかも。80s HR/HMのヴァイヴを感じさせる楽曲だよということが分かればよい。

この手の音楽が好きな人ならほぼ捨て曲と感じるものがないクオリティはインディーズで終わらせるにはあまりにもったいない。Live活動も行い、曲作りも進め、セカンドはよりGuitarのエッジが効いた、でも同じ路線になるといっていた彼ら。セカンド用のマテリアルはまだお蔵入りのままなのか、その他の活動で使われているのか・・・・。Marcは現在Manny Bazooというバンド(女性Vo.を配したMelodic Hard Rock。所属レーベルも同じ。Led ZeppelinのCoverもしているあたりまだローカルな存在なんでしょう。)で活動したり、またAnimal KrackersというBandではJourneyのCoverやElton JohnのCoverを披露している。Rokbox自体は生きているよう。(下記参照)

Official Website: http://www.rokboxmusic.com/


How Many Roses


Anytime


どうやら今年動き出すようですね