Where Would I Be?
【本日の一枚】
Oklahoma出身のCCM SINGERのメジャー・デビュー盤。
まずはおめでとう!Patrick!!
インディーズの頃から知っているCCM FANならばこのアルバムを聴いて次のことを考えるに違いない。
1)アツい 2)良いメロディ 3)ただし、色がちょいとなくなったなあ 4)レーベルの意向なのかね 5)mid-tempoばかり 6)妙に落ち着いちゃったね などなど
確かにとてもアツく至る所に素晴らしいメロディが転がっている。ただ、インディ時代に感じられた別種の「アツさ」が微塵もない。彼自身が話しているのだが、このアルバムを作成するとき、自分がいかにキリスト教を信仰していくかということで悩んできたか、いかに駄目な人間であったかを語りたかったということ。これが「成長」というものだよ、oracchi君と言われれば「はー、そんなものですか」と答えるしかないのだが・・。最近富に多い音作りになっちゃったんだね。
歌詞の面では「Addiction」が結構テーマとして取り上げられている。種々の「Addiction」で苦しんでいる人が少しでも勇気が持てたら・・との願いがこめられているそう。
Ed Cash御大がProducerである。また共作songwriter陣にはJason IngramやBen Gloverの名も。
しっとりと落ち着いたCCMを求めるならば鉄板。今風のCCMを求めるならば間違いない。
ただし、躍動感や爆発感を求めるならば他をあたるべきである。
繰り返しになるが、メロディ・センスは抜群である。まあ、次作の方向性が楽しみである。ちなみにamazonでは購入できないし、Official WebのStoreも日本への配達をしていないよう。私は久々にクリブクを使いました。
◆Official Website: http://www.patrickryanclark.com/