Silverwind

Newパソコン購入。サクサク動いて超楽。今までの苦労は何?

【本日の一枚】

SILVERWING / S.T. (1980) SONG IN THE NIGHT (1982) BY HIS SPIRIT


A Shimmer, a buoyant, indefatigable energy

カナダのSPARROWレーベルからリリースされた男女混成CCM BANDの作品。
音を始めて聴いたのは随分昔のことであり、キラキラしたバックに温かみのあるコーラスが印象的でABBACARPENTERSなどを彷彿させるPOP感溢れる心地良いサウンドは私のお気に入りであり、2in1の形やオリジナルのCDは$100を越しており、最近の再発に乗っかって・・なんて感じで気楽にCDを探していたのだが、今回Global Celebrationという彼ら自身が運営している団体より3作品全てを購入出来た。全てデジパック形式であり、プレス盤。

今日はその中でも一押しの第二作目、『SONG IN THE NIGHT』を取り上げたい。

少々物悲しげで牧歌的な#1“A Song In The Night”から始まるが、その雰囲気は明るくPopに神を称える#2“Daybreak”で悉く粉砕される。そしてピアノの調べが印象的な#3“Elya”へと続く。当時の東欧世界における不条理な情勢により投獄された若いロシア人について歌った歌詞がその時代と希望を感じる。#4“Cinderella's Dream”はしっとりと落ち着いた典型的CCMバラード。#5“Forgiven”は再び重さを感じるアレンジの曲。#6“A New Beginning”は時代を感じさせるキーボード音はちょっぴりアレっという感じであるが、それでもドラマチックなハーモニーを中心にしたメロディには感動させられる楽曲。続く#7“Destiny”は私的一押し。70s好きにはグッとくること間違いなしのメロディライン。アップテンポの#8“Colors”はABBA辺りを思い出させる展開がうれしい。#9“Love Came Softly”も私のお気に入り。ニヤニヤしてとまらなくなる雰囲気がたまらない一曲。そして最後の“The Rider”はどこか東欧の楽曲を思い起こさせるアップテンポの曲。

タイトなハーモニーとヴォーカルの壁はFirst Callや2nd Chapter Of Actsなんかが好きであれば間違いのない選択の鍵になりそう。

Amazonの値段、興味深かったんで貼っておきます。