Prelude

 震災少し前、あるアメリカ人のCCM SingerのSolo Albumがリリースされているという情報が入り、さっそくフルレンス・アルバムとEPを注文。その後震災があったのだが、直後直接彼より連絡があり、品物が戻ってきたこと、震災の状況を心配していることなどが書かれており、状況が落ち着いたら連絡をくれとの話があった。ということで最近連絡をしたところ、なんとデジタル・ダウンロードの無料パスに加え、Tシャツまで送ってくれるとのこと。トラブルでも何でもなく、ただ自然災害が原因なのに・・。どこかのCCM Singerとは比べ物にならないその対応に思わず涙。なんと優しいお方か。
 彼の名はBEN KOLARCIK。CCM FANならばACROSS THE SKYというDUOをご存知かと思うが(私のBlogでも以前取り上げています)そのうちの一人。もう一人のJUSTIN UNGERは早い時期からSolo活動を展開しており、既に何枚かアルバムもリリースしている。2人とも曲が書けるという利点を生かした爽やかなPop Songのクオリティはとても高く、そのキャッチーさにコンビ解消を嘆いたのは私だけではないはず。そんな彼がようやく始動するということで私の喜びも大きかった訳なのです、ハイ。さらにその人間性にも触れさせていただき、ますます好きになったところ。

【本日の一枚】

BEN KOLARCIK / PRELUDE (Worship EP) (2010)


Room To Breathe

4曲入り。快活で小気味良く、爆発力に富んだオープニング“Lord Of Life”はまさにガッツポーズもの。この手のCCMが好きな人には堪らないWorship Songのはず。続く#2“I Bless Your Name”もMercyMeあたりを彷彿させるダイナミックな楽曲。ブリッジからサビに至る展開がありがちであるが、それでも好きな人には堪らないであろう、#3“You Are Lord”、アクースティック・ギターと途中から入るピアノの調べが美しい#4“What If”と4曲ながら満足のいく仕上がり。フルレンス・アルバム『Room To Breathe』はもっとPower Pop色の強い出来であり、Across The Sky時代にはなかったようなメロディも飛び出す。ぜひ一聴を。

Official Site: http://www.benkmusic.com/



・・・“Strong Tower”というBenのペンによる曲。