Friends With Bearfoot

【本日の一枚】BEARFOOT / Friends With Bearfoot (1973)


〜Molly〜

Jim Atkinson, Terry Danko(The Bandの人の弟君), Dwayne Ford, Hugh Brockie ,Brian Hiltonによって始められたカナダのバンド。3枚(1stのre-issueも合わせると4枚か?)のアルバムと5枚のシングルをリリースしている。
Dwayne Fordと言えばAOR Fanには有名な方であり、最近紙ジャケ再発されたKEANE BROTHERSの“Sherry”の作者と言えば「あっ、本当だ」となる方もいらっしゃるのでは?こちらのアルバムは2枚目にあたる。
 SoloにおいてはTOTO Fan必聴ともいうべきPop/Rock がFosterの助力とともにこれでもかっ!と言わんばかりに炸裂するわけで、そんなDwayneのピアノ・キーボードが終始先導するからか、どこか真面目で(悪く言うと過多さの目立つ、でも)洗練されたWestcoast Folk sound(時折挿入されるストリングスとの相性も抜群)と、Terry Dankoが先導していたのかは謎であるが、思いっきり南部を想起させるスワンプなThe Band的世界が繰り広げられるという、大きく見て2つの似て(?)非なる音が混在しているのがまたいい。
プレAORの副産物として思いっきり楽しめる。CD化されてないですよね、これ。

DwayneさんのCDはこちら。


Dwayne Ford: On the Other Side
Dwayne Ford: Some Day