Love Is The Key

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ということで2011年一発目はこんなところはいかがか。

【本日の一枚】

TOMMY COOMES / Love Is The Key (1981)

Love Is the Key

The Pleasure’s Mine

 1981年発表のAOR/CCMの隠れ名盤。このジャケは再発物。私のはCOOL SOUNDから出た2001年もの。今もまだ入手できるはず。(下のAmazonリンク参照)
Love Song (CCMの草分け的存在)って今も活動してるんですね。
 さてこの作品、参加者や時代背景からBruce Hibbardの“No Turnin’ Back”と比較されやすいが、あれと比べられたらどんな作品も可哀想。
 もう少し味付けを薄味にして、Funk路線を若干強めたような作りと言えばいいか。はたまた、最初から比べるもんじゃねえ!と叩きつけた方がよいか。
 確かにBruceの作品と比較するとある種の調味料が欠けていると感じるのは否めない事実。しかしながら抜群にLight Mellowな#2“I Owe Everything To You”、歌詞とメロディに非凡なものを感じさせる#3“The Pleasure’s Mine”など前半の曲に関してはこの時代のAORの雰囲気を存分に醸し出している名曲揃いと言えないだろうか。
(ところでBacking VocalとしてKelly Willardが参加してるの知ってました?)
 最近はTommy Coomes Bandの名義でライブ活動やアルバム制作をProducer業と平行して行っているよう。Tommy Coomes BandはWorship色が濃いのでCCM初心者にはあまりオススメできないが、Melodyは絶品。興味のある方はぜひお試しあれ。

◆ Web Site: http://www.tommycoomesband.com/
Myspace: http://myspace.com/tommycoomesband

Love Is The Key

Tommy Coomes Band: God So Loved
Tommy Coomes Band: My Savior