Payday

WORKING WEEK / Payday (1988)


We Will Win

チリ落盤事故の関係者の方々、本当に良かったですね〜。決して諦めない気持を見せてもらいました。ということで、本日の一枚はWORKING WEEKより。

Afro Celt Sound Systemでお馴染みのSimon Emmerson(Booth)率いるバンドが1982年〜1988年までの間にVirginに残した音源のコンピ。ラテンのグルーブが効いたキャッチーなSoul-Synth-Popといった感じ。Gospelのエッセンスも感じられる。

#2“Venceremos〜We Will Win”でのTracy ThornとRobert Wyattの掛け合いに注目。高速ジャズの上にめちゃくちゃクールな彼らの声・・・かっこいい。

我々が9.11から連想するのはWTCなどへの同時多発テロだと思うが、南米チリではこの曲が捧げられたSSWヴィクトール・ハラが絡んだクーデターのことを連想するらしい。

時間を超越した音・無国籍な音であり、それだけに何度聴いても新しい発見が感じられる。
技術力はかなり高いし。

Kalimaよりも断然好き。Weekendとなら・・幅の広さでこっちかなあ。
いずれにせよ、良い音を常に追求しているSimon Emmersonはやはり天才ということだな。


80s UK "JazzDance" classic. Edited from its original 10 minute version. Not the version that would later appear on their debut LP "Working Nights"

Website (Afro Celt Sound System) : http://afroceltsoundsystem.net/
Myspace ( 同上 ) : http://www.myspace.com/afrocelts

◆Working Week


◆Weekend

【到着&猟盤】
○ GARY LAMB / Distant Fields (1990)・・・ヒーリング・ミュージック。曲名につられての購入。睡眠導入として最適。
○ KIRKLAND / Witness Of Love (1995)・・・マイナーCCM/AOR。久々に利用したCanadaのshopより。1984年に『Lines Are Falling』(これが2枚目のはず。これがまたいい!)をリリースした、これまたマイナーAOR BandであるSeptemberのメンバーであったDale KirklandとRuss Kirklandを含む女性1人、男性2人のグループ。爽やかなタッチの曲調がうれしい。ライナーにはMichael Omartianへの賛辞がのっているが、アルバム制作には関わっていないよう。OCEAN RECORDSからだったんだ、これ。このアルバムの他に『Fresh Praise』というアルバムも存在する。また、唯一の女性であるDale TiemannがDale Kirkland Tiemann 名義で『Other Side Of Heaven』というSoloを出している。
○ PAUL JACKSON jr. / a river in the desert (1993)・・・3枚目。セッション・ミュージシャンとしてはいろんなところで目にする彼ですが、今回初めて彼のアルバムに触れてみた。なかなかよろしいではありませんか。#1“Heaven Must Be Like This”なんかGlenn JonesをVo.にしたアーバンムード満点な曲だし、続く#2“Alain”もVo.が欲しくなる爽やかなメロディのインスト。素敵なバラード#9“If I Go Away”、王道Smooth Jazzの#10“Heaven”もオススメ。
○ EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS / Shooting Rubber Bands At The Stars (1988)・・・Alternative Rock Jam Band。Vo.の声質がRickie Lee Jonesみたい。何でいつもこの声か。自分のセレクト力が恐ろしい・・。しかもこのVo.、のちにPaul Simonと結婚してるし・・。意図していない所で繋がりができちゃった。2006年にFantasy Recordsというレーベルから『Stranger Things』という4枚目のアルバムをリリースしている。
○ 9.0 / Too Far Gone (1990)・・・アメリカ出身の正統派パワー・メタル・バンドがShrapnel Recordsより'90年にリリースしたデビュー作。以前から存在は知っていたが、買うまでもないなと思っていた所で3枚で300円コーナーで発見。救出。こいつと一緒に30枚ほど救出するはめになってしまった。他に救出したのはWHITE HEART 『Highlands』、HARDLINE 『?』、BONFIRE『Fuel To The Flames』、STORMING HEAVEN『Life In Paradise』、BRUCE HORNSBY AND THE RANGE『the way it is』、LOUD & CLEAR『Disk Connected』、THE REGULATORS 『S.T.』などなど。
○ ALABAMA / When It All Goes South (2000)・・・こちらは3枚で1000円コーナーでの救出。偉大なるバンドの2000年リリースのアルバム。Christopher Crossが1曲参加している。#8“I Write A Little”は心に響く名曲。あっ、これも繋がった・・。
○ HEAVEN ON EARTH / Dedication (1988)・・・こういう音を聴くとすぐに昔に戻れるなんてセリフが聴こえてきそうなオシャレなAORという感じの一品。未だ現役で頑張っているよう。リイシュー盤もあるようで、そちらはリミックス済で曲数も多いらしい。私の盤はオリジナル。
○ VARIOUS ARTISTS / JAY GRAYDON WORKS (2010)・・・まあファンとしては必携の一枚でしょう。
○ MIDNIGHT STAR / S.T. (1987)

などなど。