Numero Deux

帰国。
卒業旅行シーズンなのか、大学生さん・専門学校生さんがいっぱい。団体旅行の良さってのもあるんだろうが、彼らを見ているとほとほと何をしに来ているのか?と考えざるを得ない。目的を持つことが全てではないが、少なくても最低限のマナーは持って外へ出るのが常識かと。現地でお知り合いになった方もおっしゃってたが、(その方は今度独立してパン屋を開業するために奥様とパリのパン屋巡りをしていらっしゃった)ロビーにスリッパ履きで降りてきて、たむろする若者の姿は異常。我々中高年は泊まるホテルを選べば少なくとも目にすることがなくなるんだろうが、同じような若者がそれを見て「これでもいいんだ」などと誤解をしてほしくはないし、それが今後の日本の「伝統」になってほしくはない。もっともそんな人はほんの一部なんだとは信じたいが。

【本日の一枚】

The Dining Room / Numero Deux (2001)

Numero Deux

Mr.Dupont

ミラノをベースに活動中のSTEFANO GHITTONIとCESARE MALFATTIによるダウンテンポ・デュオのセカンド・アルバム。混沌とした中にも徹底してムーディーなブレイク・ビーツやしなやかなキーボード、そしてジャジーなギターが一種異国的な空間を作り上げる。360度全てから音が拡散的に迫ってくるかのよう。夜のmerry-go-round。ウィスパー系女性ヴォーカルのフィーチャーもGood。