A&M Years

久々のゆっくり。

【本日の一枚】

Claudine Longet / The Best of A&M Years (1998)

ベスト・オブ・A&M イヤーズ

L'AMOR EST BLEU

Paul Williamsつながり、もしくはA&Mつながりでの一枚。60年代後半をコケティッシュに彩ったウィスパリン女性ヴォーカルの代表格とも言えそう。名前が覚えにくいですが、「70年代に夫の愛人を撃った人」と言うと分かる人も多し。

私的には女性ヴォーカルが好きな人へというよりは、もっとコアな感覚(笑)でのオススメ感が強いかも。声質やくすぐったい様な感覚、時代を経ても動じない洗練されたキャッチーかつメロウな音楽、フランス人の英語、ボッサ・・なんかを一纏めにとらえた時に好きかどうか・・・。

このBESTのオススメは

オープニングにふさわしい軽いシャッフル感が気持ちよい#1“Hello, Hello”、バカラック/デイヴィット作の#6“The Look Of Love (From The Columbia Picture “Casino Royale””、60年代のSSWであるMargo Guryan作の#7“Think Of Rain”(バックのオルガンはナイスなアイディア)、イチオシのRoger Nichols/Paul Williams作の“It’s Hard To Say Goodbye”(せつなすぎるメロディが絶品)、際立った才能を感じさせてくれるRandy Newman作の#19“I Think It’s Gonna Rain Today”#23“Snow”、Nilson Versionなどなどと比較したい#20“Everybody’s Talkin’”などか。

もちろん「恋は水色」も収録されていますよ。

彼女の楽曲をとらえる時にどうしても忘れてはならないのが、その選曲眼の良さ。プロデューサーのTommy LiPumaとアレンジャーのNick DeCaroの存在が大きく光ってますね。その辺りから攻められる方もいらっしゃるのでは。

やっぱりこれでしょう。

Claudine Longet - It's hard to say goodbye


ここいらへんも・・・
Claudine Longet - We've Only Just Begun


Claudine Longet - It's Going to Rain Today - Hotel Rwanda


まあ、お決まりですので・・
Claudine Longet- L'amour Est Bleu

【到着&購入】

最近、また趣味趣向に大きな変化の波が来ていると感じる・・・。Td君、Momusいただいておきました(笑)。

○Satoshi Ikeda / Joy And Pain
○Gregg Alexander / Michigan Rain・・・New Radicalsの彼の1st。A&Mより。
AOR / Journey To L.A.・・・フランス人AORマニアのFrederic SlamaによるAORハード・プロジェクトの4thアルバム。本作もゲストがすごい。
○Channel / S.T.・・・JOURNEYの「INFINITY」で共作し、後にVINNIE VINCENT INVASIONの「VINNIE VINCENT INVASION」でヴォーカルを担当したりソロでも活動するRobert Fleischman、GARY MOOREにも参加するGary FergusonらによるAOR/Hard。‘84年にEpicからリリースされた唯一のアルバム。これがなかなか!
○Pauline Wilson / Intuition ・・・250円!で救出。
○Crash The System / Crowning・・・さんざん悩み、音を聴き悩み・・。
○17 / S.T. ・・・Collector’sもの。Chris Laneyの昔のバンド。'93年にプロモ音源としてスウェーデン国内のみでリリースしていた5曲収録ミニ。
Aina / Demos ・・・Collector’sもの。CLIFF MAGNESSの「Solo」やJAMES CHRISTIANの「Rude Awakening」にバックVo.で参加、彼女自身のソロ作としてはMTM MUSICから'88年作「Living In A Boy's World」がCD再発されていた、ノルウェーの女性ヴォーカリストAINAAina Olsen)の未発表デモ集。
○Laden / Politics Of Life・・・アメリカ出身のトリプルG.(それぞれKey.も兼任)を擁する5人組Melodic Hard Rock Bandが'95年に自主でリリースした唯一のアルバム。持っていて損はなさそう。
○Tango Down /. Damage Control・・・Kivelからの一枚。’09年。アメリカ出身の4人組。安心の一枚。
○Heartcry / Firehouse…・・・スウェーデン出身のKey.入りMelodic Hard Rock Bandが'06年にリリースしたアルバム。古典的なHRに抵抗がなければいけるのでは。(Vo.の声質もね)
○Trigger / S.T.・・・'78年リリース。1stのオフィシャル初CD化盤。ROCK CANDY RECORDSから。STARZ、TEAZEあたりの香りがプンプン。古き良きアメリカン・ハードを堪能できます。
○Deadly Tide / Smoke And Mirrors・・・イタリア出身のツインG.を擁する5人組Melodic Hard Rock Bandが'08年にリリースしたデビュー・アルバム。多少グラムの要素も持ち合わせているキャッチーなアメリカンHR。RARさんのおっしゃる通り、これはTRIXTERタイプ!もちろん音楽性以外のトータル・アプローチの見直しは必要だと思うんですが、B級好きには堪らない攻め方(笑)。

などなど