Fire In The Temple
【本日の一枚】
92年Bensonより。CCM / Melodic Hard Rock Band。これがラストアルバムのようですね。結構Gr.がハードに攻め立てるんですが、全体像として割とあっさりした印象を受けます。
バンドネームはバンドの創設者であり、リードシンガーのJohn "Johnny" Allen Gariesの頭文字をとったものだそうです。残念ながら彼は2007年8月に肝臓の病気でお亡くなりになったようです。80年代後半にJAGを結成し『The Longest Road』(‘90)、『The Only World In Town』(’91)、そしてこのFinal Albumへと続きます。
作曲クレジットにはWhiteheartのBilly Smileyの名前も見え、その関連でDann Huffともつながりがあるようです。(前作では参加してますね。)また参加アーティストとして同じWhiteheartつながりでEric Claptonの“Change The World”の共作者でも有名なGordon Kennedy、Dr.のChris McHugh、Bs.のTommy Simsも参加しています。しばしば取り上げられるWhiteheartとの類似性はこんなところから出てるのかもしれませんね。
オススメは透明感に溢れるRestless Heartの#4“Long Lost Friend”(Guest VocalistとしてRestless HeartのLarry Stewartが参加しています。)、これはナイスな選曲ですねえ。そして続くキャッチーな中にも翳りの浮かぶ佳曲#5“I Keep Coming Back”、古き良き80s後期を想起させるメロディアス・ハード・チューン#7“Mine, Mine, Mine”、空間的広がりが身体を包み込むような#10“A Circle Unbroken”などか。
ところでBacking VocalsのListの中にGreg Guidryという名前があるんですが、これって「彼」なんでしょうか?
とにもかくにもWhiteheartに興味関心を持った方ならイケルと思いますよ。
◆J. Paul Brittain (Gr,): http://www.myspace.com/jpaulmusic
【到着】
◆City To City / The Road Ahead ・・・オランダのAOR/POPデュオ。冒頭のタイトルトラックは結構有名なようです。さらっとした爽やかなアクースティック中心の楽曲多し。
◆Benny Hester / united we stand/divided we fall ・・・キャリアの長いCCM Singer。
◆DAYTONA / TRILOGY・・・『Best Of』『POINT OF VIEW』『WHO IS XOOLY?』の3枚が2枚盤に。ようやくDAYTONAの全体像が把握できました。
◆LARRY CARLTON, STEVE LUKATHER / NO SUBSTITUTIONS ・・・ベック・クラプトンの来日公演でもオープニングを飾っていたベックの“The Pump”、Larryの『LAST NITE』収録の“Don’t Give It Up”、同じく『夜の彷徨』収録の”(It Was) Only Yesterday“、Milesの“All Blues”、そして名曲“Room 335”へ!これは外せない!!
◆Allied Nation / Touch And Go ・・・AOR-FM第5弾。
◆Side A / TITANIUM ・・・OPM
◆Side A / VICOR MUSIC 40th ANNIVERSARY COLLECTION ・・・同上
などなど