Jolie

 やっとのことでインフルエンザより帰還いたしました。自分にとってはおそらく初の経験であり、とんでもなくつらいものでした。。。仕事にも大きく穴をあけてしまいご迷惑をかけております。綿棒のようなものを鼻にググッと突っ込まれての検査も衝撃的でしたし、結果インフルと判明したときのお医者さんの言い方も絶妙。なんせ『これで証拠はつかんだんで・・』・・・って私は犯罪者か何かかい?(笑)明日はなんとか職場復帰もできそうです。休んでいる間にもいろいろとブツが到着しておりました。フランスからはついにあのSedonaのアルバムが到着。今年新譜も予定されている彼らの1stと3rdです。本当は一番聴きたかった2ndも一緒にオーダーしたんだけども、何故か2枚のみ。Sedonaのメンバーより何やらフランス語で説明が書かれているんだけど、さっぱりわけわかめな状態ということで、現在購入元のレコード会社にコンタクト中。。。到着した2枚のアルバムは絶品のWestcoast Rockであることはいうまでもありません。2ndはもっと洗練されたイメージがあったんですが、この2枚はむしろEaglesやPocoあたりを彷彿させるアルバムです。それでも粋であることに変わりはないですが。ひょっとしたら年代カウントに誤りがあるかもしれないですので、機会がありましたらレビューしてみたいですね。その他事情があり、まだここには書けないものもぞくぞくと到着した時期でもありましたが、何せこの身体。じっくりと耳を傾けるのは今週以降になりそうです。仕事も忙しくなるし。。。。

※Sedona MYSPACE: http://www.myspace.com/sedonaofficial
(以前紹介したURLはすでに使われていません。)


【本日の一枚】

Bill Pritchard / Jolie (1992)


〜Souvenir of Summer〜


 一発目からキラキラと輝くメロディが迫り来る、彼にとっての通産4枚目(5枚目?)。声質とその音楽性からネオアコ・バンドともよく比較されるようですが、彼のはもう一捻りあるような感じ。彼曰く、「非常に心地良く耳に馴染むAORなんだけども、実は普通じゃない、ある種ヘンな要素を隠し持った音楽、というのが好き。同時に時代を越えた輝きを持ったポップ・ミュージックも大好き」とのこと。確かにOrange Juiceあたりのキラキラ感+欧州アーティスト特有の寂寥感+フレンチ・ポップのほわほわ感を持ち合わせたようなまあ、ある意味「ごっちゃ混ぜ」な空間が作り出されている。CohenへのTribute 『I’m Your Fan』では“I’m Your Man”を取り上げ、最近の彼の音楽性さながらのボソボソVo.を披露していることも興味深い。(思えばあのアルバムに参加しているのって・・PixiesやらLilac TimeやらHouse Of LoveやらLloyd Cole やらNick Caveやらで本当「あの辺」の人達で固めたアルバムでしたね)そうそう、ベン・ワットのSoloあたりが気に入っている人にもアピールできる内容ではないでしょうかねえ。現在はフランスを中心に活動中のようです。