I Need You

【本日の一枚】

Gabriel / I Need You (2008)

GABRIEL: I Need You

Buy the CD

Genres : Adult Contemporary / Contemporary

Gabriel De La Garza。期待の新人の登場です。テキサス州ベースのCCM Singerのファーストに当たるのが本作。6歳でピアノ、9歳でドラム、10歳でギターを始めたという彼、全て独学で始めたそうだが、SSWとしてのキャリアを小さい頃からつんできてる訳ではなく、ベースボール・プレイヤーとしての彼もこれまでの人生の中では大きなウエイトを占めていたそう。(大学の奨学金を得るぐらいですからねえ)ただ、野球を通して感じた劣等感のようなもの、背中の痛み、自分を強く見つめられない弱さ、そのようなものが音楽と神を通して現在の彼を作り上げたようです。目下インディ・チャートではTOPをキープしている本作、聴いてみると分かりますが、1曲目からガッツポーズの連発が期待できます。
Chris Tomlin のメロディ・センス + Jeremy Campの躍動感とギター・プロダクション + LIFEHOUSEの鋭角な高揚感 + Lincoln Brewsterのパンチ力といったところでしょうか。(ちょっと誉めすぎ?)
#1“All For Me”の躍動感溢れるリズムに乗るメロディ、#2“My Passion”の魅力的なサビなんかはChris Tomlinを彷彿させますね。#3“Make Me Yours”はこの手のCCM Songにはかかせないミドルテンポの佳曲。静かにピアノで始まる#4“Amazing God”はこの後爆発するんだろうなあ〜という期待感を湛えながらサビに進み、一気にもう・・!ガッツポーズです、ハイ。#5“Arms Around Me”や #7“No One Compares”はLincoln Brewsterあたりを彷彿させる明るさに溢れた楽曲。そういえばLincoln Brewsterの新譜、9月に出るようですよ。#6“So Amazing”#8“I Need You”は、しっとりと聴かせるバラード。#9“All About You”はキャッチーなコーラスがとても印象的。それに続く、ストレートなRockは好感が持てます。ラストを飾る#10“My Offering”はアクースティック・ギターのカッティングやボトル・ネック・ギターなどを効果的に挟みながら劇的に終わります。
ライブの予定を確認すると、そんな頻繁に行っている訳ではなさそうなんですが、やはりテキサス周辺をツアーしているようです。今後のプロモーションに期待したいところです。一つ、ジャケットとロゴはいただけないなあ(笑)。

◆HP: http://www.gabrielsong.com
MYSPACE: http://www.myspace.com/gabrielsong

ついに我が愛車も100000kmの大台に。まだまだよろしくねえ!