...and so the story goes
【本日の一枚】
現在はMark Christopher Bandを率いての活動をしているらしい、デトロイトのSSWの1st。BenFoldsにRadiohead的な要素を多少プラスして、Steely DanやJeff Buckleyなんかをトッピングしたような音。全てが宅録らしく、音的には多少厳しいところもありますが、伸び伸びとして若い(!)Markの声がとても印象的です。幼少の頃から親しんだ数多くの60s〜70s/80sの音楽のエッセンスを上手に消化している音ですね。
彼自身、キーボーディストということで、音的にはピアノ、キーボードなどの鍵盤系が幅を利かせていますが、それが時にはジャジーに、時にはポップに、時には浮遊感溢れるアヴァンギャルドさを演出しています。快活なリズムに乗るバッキングコードが気持いい#1“Teenage Rhapsody in Pink”やブレンド具合が絶妙な#5“Silly Girl”、優しいメロディが印象的なタイトル曲である#6“and so the story goes”なんかがオススメ。全6曲というのは少ないなあ。
ただいろいろな音を「ミックス」するだけでなく、メロディを大事にしているのもこのアーティストの特徴と言えるでしょう。
◆HP: http://www.markchristopher.us
【到着】
◆Various Aritists / Tony N' Tina's Wedding・・・Joseph Williams参加。紙ジャケなんだけど、ショボイ・・。音はオススメ!できます。
◆Curt Collins / S.T.・・・Steven Curtis ChapmanやMichael W. Smithにちょっと泥臭さをプラスしたような音。Highly Recommended!! 数曲に前回紹介したJamie Slocum名義が!!!