brain vs heart

 寒い。のである。
 例年だと「やっと俺の時期到来!」という感じなんだろうが、今年はそうもいかない。やはり寒いと調子悪いのである。何でも朝にぼーっと見ていた天気予報曰く「今日の夜半より雪」なんていうオゾマシイ言葉が頭の中を駆け巡っている・・。そう、もう冬なんだよなあ。車のタイヤも履き替えなきゃいけないし(みんな、もう換えてるのかな)、朝の氷落としがまた始まると思うと酷く落ち込んている。まあ、それでも故郷の冬に比べたら赤子の手を捻るようなものなのでそこは感謝感謝なのだが。
 BRUTUS (ブルータス) 2007年 12/1号 [雑誌]を読んでいる。普段は絶対に読まない種類の雑誌であるが、たまに見かける特集によってはふと購入したりする。今回は「映画選びの教科書 2008年版」とな。自称映画好きから専門家・本職の方々までかなりの数の人たちの「オススメ」映画がウンチクとともに堪能できる。なかなか参考になった。が、「これいいなあ、観たい!」と思うものに限ってDVD化されてなかったり、廃盤だったり、日本未発売だったり。
 本の中で24人の人の「映画を選ぶ理由」が短的に述べられているページがあり、その方法で選んだタイトルがのっていた。今までありそうでなかったタイプのまとめ方に感激。ちなみに私と似ていたのは映画監督の西川美和さんであった。選んだ作品を見て思わずにんまり。さらにそこに書かれていた一行を読み、さらにニンマリ(笑)。

【本日の一枚】
brain vs heart

CAITLYN / brain vs heart (2007)
 スウェディッシュ・ポップの新星のデビュー作。MYSPACEにてちょっと前に知り、何度かメッセージを交換していたのだが、ある日、「日本デビューが決まったよ」とのメッセージが。今回手にしているのはその日本盤である。輸入盤とジャケットが違うんですね。
 「思い出のサニードリーム」という何とも凄い(笑)邦題がつけられたものだ。FOUNTAINS OF WAYNEなんかを彷彿させる90sタイプのPOP SONGが満載である。本人達も言ってるのだが、60sの音楽に影響を受け始めたのはここ最近のことであり、むしろ同郷のワナダイズやディス・パーフェクト・デイのようなバンドに魅かれていたようである。そこはかとない儚さや切なさを湛えたそのメロディは、十分個性を備えており、今後の活動が期待できるポテンシャルを備えたバンドである。どの曲をシングル・カットしてもいいような気にさせるその楽曲構成度の高さも魅力である。個人的には#5Souvenirのフレンチ・ポップにも通じる壊れやすさを感じる雰囲気に飲み込まれてしまいました。すべてのPOP FAN、エモFANにオススメです!!

◆HP: http://www.caitlyn.nu
MYSPACE: http://www.myspace.com/caitlyntheband

【到着】
◆Justin Barnard / FIGHTSONGS
AL JARREAU / Accentuate the Positive
◆BRYAN DUNCAN / Mercy
◆LIQUID MIRROR / KICKED OUT OF FANTASY
◆MANILA THRILLS / TOMORROW’S WAITING
など