Davich / Hulsey

 ご無沙汰続きでございます。ゆっくりとした時間をなるべく作り、忙しい最中にも「自分だけの時間」を作るべく「自然体」でいる最近のOracchiです。幸い耳は正常に戻り、おかげでたまったCDが聴けるようになったことが一番の喜びでもあります。
 さて、昨日は仕事の関係で宮城県北部及び岩手県南部へお邪魔したのだが、途中猊鼻渓(げいびけい)という場所で舟下りにチャレンジした。折からの強風と冷たさという私の現在の体には一番いてはいけない環境をものともせずに、果敢にチャレンジいたしました。確かに寒くてジャケットを頭からかぶりながらの舟下りとなったのですが、天気は最高で眼前に雄大に聳え立つ高さ250mの断崖は壮観であり、その間の約2kmを船頭さんの手漕ぎの船でゆっくりと中島のようなところまで行き、そして戻ってくるというコースには大満足でありました。帰りは強風の影響もあるのか途中から船尾をモーターボートが押す(!)という珍事にも恵まれ(?)ナカナカ楽しめました。中島では「うんだま」という石が売られており、それを川の向こう側のポコッと口を開けている小さな穴に投げ、見事入ると願いがかなうとかなんとかというものがあり、これもまた果敢にチャレンジしたのだが、私の投げた石は全て、見事穴の下方に激突・コナゴナに砕け散ったのでした。強風が吹く中、高台に立って「うんだま」について説明しているおじさんや華麗な喉を披露してくれた船頭さんなど、味のある方々に出会えたことも収穫でした。帰ってきてからはさすがに疲労困憊状態で、爆睡しましたが。

【本日の一枚】DAVICH / HULSEY / S.T. (2002)

 Las Vegas発AOR/Smooth Jazzの良質な一品です。メンツはTony DavichとTony Hulseyのお二人。このダブルTony、Las Vegasに拠点を構える前はアメリカ・カナダを広範囲に渡り音楽修行をしていた苦労人のようです。(どれくらいの期間そのようなことをしていたかはさておき)Las VegasにおいてHulseyがソングライティングに力を入れ始めたあたりにDavichと知り合い、意気投合してのプロジェクト的な作品のようですね。R&BやJazzのエッセンスを嫌味なく散りばめ、アーバンな色合いの濃い「良くあるAOR作品」にちょいと捻りを加えているのが魅力的です。快晴のカルフォリニア・サウンドを意識したようなジャケットに惹かれて手を出した私には最初は正直、戸惑いがありましたが、何度か聴いているうちに、このもっと紫煙や都会の喧騒が似合いそうな雰囲気の虜になっております。

SAMPLE:Good News Alice
SAMPLE:You're The One
SAMPLE:Circles
SAMPLE:Labour Of The Heart
DAVICH / HULSEY: Davich / Hulsey
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◆HP: http://www.twotonemusic.com/index.html

【到着】
◆Brother's Keeper / Beyond Beautiful
◆Brohter's Keeper / Take Me to the Cross
◆Careb Rowden / Free From Ordinary
Far Cry / The More Things Change...
◆Tim Hughes . Holding Nothing Back・・・やっと到着。でも2月に発注したMichael Olsenが他の荷物の関係で今だ届かず。う〜ん最近こういうの多いな。
◆Costland Ride / S.T.