Voices That Care - Oracchi’s Diary

　【本日の一枚】Parker Mcgee / S.T. (1976)

　ミシシッピー州出身のAOR SINGER。というよりもEngland Dan & John Ford Coleyの大ヒット曲にして私のfavorite songでもある"I'd Really Love To See You Tonight"のソングライターといった方がいいかもしれません。彼の唯一のSolo Albumがこれ。もう一曲一曲から「あっ、このフレーズ・・」「このメロディ！」「この雰囲気」「このコード進行！！！！」とEngland Dan & John Ford Corey節がバンバンと聴こえてきます（当たり前ですが）。しっとりとかつ軽快、爽やか、それでいて「和める」楽曲群は幅広いジャンルのファンにも浸透しそうな「素晴らしい」メロディを持っております。この雰囲気ってこの当時独特のものもあるけど、それよりも彼の「癖」というか彼の「持ち味」なんでしょうねえ。日本で初ＣＤ化されたのですが、残念ながら現在は入手困難だと思います。こんなアルバムこそ、しっかりと流通して欲しいという気持ちと、大きく出回ってもらっては困る！という気持ちの二つが私の現在の心境です（笑）。その他彼はMarcus Josephの"Things I Meant To Say"やRandy Vanwarmerの"Sun, Moon and Stars"の制作に協力しているそうです。この２枚、私はまだ未聴なのですが、きっとこの何ともいえない「雰囲気」が少しは漂っているんでしょうね。

　さて、話は全く違うのですが、先日のTOMさんのBLOGにてCCM ARTISTS版の"We Are The World"、"Carry The Light"が紹介されておりました。他にもこのようなものがないか探しておりました所・・・ありました！私が見つけたのはPOP MUSICIANとアスリート、エンターテイナーによる"Voices That Care"という曲です。

　David Fosterが湾岸戦争時（1991年）にARTISTSに限らず、幅広い人脈を駆使して（？）有名人を集めたものです。参加メンバーは非常に多いので、興味深いところを抜粋しますと・・・
　まずはソングライティングがFoster, Peter Cetera, Linda Thompson（Fosterのカミさん）。
　Lead Vocalが、
Celine Dion, Bobby Brown, Peter Cetera, Warrant(!!), Luther Vandross, Garth Brooks, Nelson, Michael Bolton, Little Richard, Pointer Sisters, Kenny G, そして私の大好きなWarren Wieveなどです。
　コーラスとしては
　Al Jarreau, Bugs Bunny, Cindy Crawford, David Cassidy, Debbie Gibson, Don King(!), Gary Wright, Jeffrey Osbourne, Kenny Rogers, Kevin Costner, Kurt Russel, Mariel Hemmingway, Melissa Manchester(山下達郎とのデュエット曲は名曲でした！）,Meryl Streep, Mike Tyson(!!!), NBA All Stars(!), Paul Anka, Richard Gere(!), Stephen Stills, Tiffany, Whoopi Goldbergなどなどが参加しております。Videoも売り出されたようですね。Foster/Cetera、そして"No Explanation"などでもおなじみのLindaの歌詞とくれば、「良くない」訳がない！こちらも現在は入手困難のようで・・。残念！

【到着】
◆Allison / One
◆CC-ROCK / S.T.・・・ついに発売です！強力オススメ！！
◆Dirk Blanchart & The Groove Quarter / MAMA LUBA
◆Jonathan M / S.T.
◆Steely Dan / Stone Piano
◆失われた町（三崎亜記）
　