In The Name Of Love

 またまた宣伝から。

 

翠川敬基プロデュース ジャズライブ in ギャラリー蒼 Vol.2
〜種をまき緑を育てるかのように展開する即興演奏
  チェロの旋律の美が導く豊潤なインタープレイ
 最高の自由即興楽団が満を持して放つ<音の植樹祭>〜

 緑化計画
 

翠川敬基:Cello
片山広明: Tenor Sax
石塚俊明:Drums
早川岳晴:Bass

 2006年10月14日(土)6:30p.m. 開演(6:00開場)
 前売券5000円  当日券5500(1ドリンク付)
 会場:ギャラリー蒼SOU
 仙台市青葉区中央1-8-31さくら野百貨店北出口向かいビル3階

 予約・問い合わせは主催:ギャラリー蒼まで

 ということでライブ告知である。プロデュース・Celloを担当している翠川さんは今年2月に仙台メディアテークにおいて詩人白石かずこさんとのコラボレーションも行い、好評を博した方である。Tenor Saxの片山さんは忌野清志郎のツアーに数年来参加している方だし、Dr.の石塚さんは言わずもがな、あの頭脳警察のメンバーだった人である。Bs.の早川さんは上田正樹-Push&Pullなどでの活躍で知られている。・・・とまあなんとも豪華な顔ぶれであり、ぜひ足を運びたい催し物である。


 先日よくお邪魔しているサイトで「Ebay Rarities」というページを発見した。以下がそこからの抜粋である。

$1088.76 2 Hit The Ground Runnin' :Sudden Impact
$777.77 Laurence Archer :LA
$678.47 Kidd Wikkid :Kidd Wikkid
$641.36 Lorraine (glam) :Boys Nite Out!
$472.50 Vanadium :Seventheaven
$458.75 White Eagle :Bustin Ass
$349.70 Theatre :Sexy Lady
$338.00 Bogart Co :Dance On
$326.51 Bad Mouth :Walk The Wire
$322.54 Oslo :Oslo
$261.38 Douglas :Mad
$260.65 Tindrum :Drums Of War
$260.54 Yale Bate :Business or Pleasure
$260.27 NVS :NVS
$255.17 KK Wilde :Cocaine Cowboy
$242.09 Oxido :Breaking Down The Walls
$230.25 Ranveig Johnsen :Watch That Girl!
$228.50 Sgt. Roxx :Push and Squeeze
$227.81 Kid Cyote :Animal Lust
$225.00 Luv Junkies :Luv Junkies
$220.69 Tx Barryt :X' s
$208.66 Lessdress :Love Industry
$206.75 Exizt :After Midnight
$206.49 Jillson :Deadly Girl
$202.50 Quiet Riot :Quiet Riot II
$201.81 Trash Can Baby :Trash Can Baby

とまあ$200以下もずっと続くのだが・・なんなんでしょうか、この価格。リストに含まれている中でExiztはアイスランド出身のバンド。(アイルランドだったか?)バンドのVo.のお姉さんとメール交換をし、独自にCDをGETしたのだが、非常に大変だった記憶がある。Quiet Riotの2ndに$200以上出す人もいるんですねえ〜。(笑)この中で果たしてどれだけのアルバムがその値段に見合ったものなのだろう。最近再発された(!!)David Robertsのように本当に素晴らしいアーティストなら、ぜひレア盤になんかしてないで早く再発して欲しいなあ。・・・って大半が自主制作レベルだろうから、それも無理な話か。


【本日の一枚】は【レア?】な一枚。Last CryIn The Name Of Love。1992年。プロデューサーがNEW ENGLANDのJOHN FANNONである。期待される音を裏切らない「直系」の音が聴けます。残念ながら2曲しか入っていないんですが・・。おそらくこれ一枚きりで解散したか、自然分裂してしまったのでしょうねえ。メロディアスなツイン・リードに導かれるようにして始まる一曲目はそのメロディにNEW ENGLAND・BOSTONなどのアメリカン・ハードの匂いを感じ取れます。コーラス・ワークにも秀でているし、Gr.SOLOも計算されつくした感のある整合性を持っています。こんなバンドが後が続かないなんて、あ〜もったいない。一部でレア扱いされているようですが、本国ではそんなでもないようで・・。案外楽に、そして安く手に入ります。まあ、これも自主制作レベルなのでいずれRaritiesの仲間入りするのか・・・。