Virginia Wolf

Virginia Wolf

 モノモライが出来てしまった。しかも両目に。初めての経験であり、どうにも「イヅイ」。「イヅイ」は仙台弁で非常に用途の広い言葉である。この場合は、目が「奥歯に物がはさまったような状態」であることを指す。「イヅイ」なのか「イズイ」なのか分からない。とにもかくにも朝に比べると「イヅ」さはなくなっているのだが・・・。そもそもこの「モノモライ」という言い方もどうやら東日本を中心に使われているそうだ。ほかにも「めばちこ」「めいぼ」「おひめさん」など、地方ごとにさまざまな方言が用いられているみたいですね。(詳しくはこちらを⇒http://www.rclub2.rohto.co.jp/clinic/mono/jmap.cgi
 ということで仕事も山のようにあるが、どうにも集中できない状況が続いている訳であります。・・・なんていってBlogの更新しているんだから、たいしたことはないんですけどね。(笑)

 【本日の一枚】はVirginia Wolf1stHEARTLANDChris OuseyLed ZeppelinのドラマーであったJohn Bonhamの息子でAirraceや自身のバンド、Bonham、最近ではUFOと活動を共にしているJason Bonhamが在籍したバンド。メジャーのAtlanticからのデビュー、プロデューサーはQueenRoger Taylor。特にGr.とDr.の音が分厚く、重厚なHRという趣を与えてくれます。1986年作。ずっと欲しかったのだが、CD化が遅く、しばらくその存在すら忘れていたのだが、ひょんなことからAmazonで検索してみると引っかかり、見事今回購入となった訳です。

 このバンド、The Firm(Jimmy PagePaul Rodgersのバンド)との6週間に及ぶスタジアム・ツアーも経験していて20000人の前でもプレイしていたり、レコーディングではPete Townshendのスタジオなども使用されたようなので、当時のバックアップ体制の一部が垣間見れます。さて、このバンドの特徴というと、Chris OuseyとJason Bonhamに注目が集まりがちなのですが、その見事な楽曲(もちろんAirraceやHeartland好きにはオススメ⇒私的にはIt's In Your Eyes、Livin' On A Knife Edge、Take A Chance、Goodbye Don't Mean Forever当たりがオススメ。良質のハードポップです!)のほとんどを手がけ、Gr.として在籍していたNick Bold(もしくはBould)に注目してみた。

 彼のサイト(http://www.nickbold.com/)によると・・・
2ndのPush(Kevin Elsonのプロデュース)の後、折からのグランジ・ブームのあおりを受けレーベルを離れ、バンドは解散。独自の道を歩むことになります。何年かソング・ライティングとアクースティック・ライブに精を出し、様々なアーティスト(例えばMike and the MechanicsのPaul Young)と作品をコラボレートしています。 現在まで6枚のSolo Albumを出していて、その音楽性は若干レイドバックしているBlues寄りの楽曲が多いです。彼自身の音楽的ルーツがそこら近辺にあるのでしょう。現在はトリオで活動しているようですので、応援したいですね。

Virginia Wolf 2nd: Push