The Legendary Demos
【本日の一枚】
ついに日の目を見た感のあるDemo音源集。
彼女がソングライターとして活躍していた６０年代初期〜の音。まさにタイトルに相応しい。
むき出しのピュアで飾り気のない音であり、決して良いとは言えない音ながら、これほどまでに迫ってくるのはやはり楽曲の良さと彼女の表現力のなせる業か。
所々微笑ましくもある若いCaroleの歌声は力強く、若干前に出すぎの感のあるピアノでさえ好ましく感じる。
いや〜、改めてCarole King, そしてJerry Goffinの才能に脱帽(もちろん、Phil Spectorもかな）。
これをソングライティングの基礎として聴けた（そして今までコレクションしていた）一部のミュージシャン達はなんて幸せだったんだろう。今のミュージシャンでこれだけの「お手本」になりうる楽曲を書ける人がいったいどれだけいるかを考えると。。。。。
しばらくヘヴィー・ローテ決定。
まだ彼女の作品を聴いたことのない方ののために・・・
