Gino Cunico

【本日の一枚】

GINO CUNICO / S.T. (1976/2011)


Colorful!!

Cruisin'さんより到着したブツのうちの一枚。紙ジャケでの再発。
Popで浮遊感溢れる楽曲(例えばオープニングの“Day Dreamerなど。David Cassidyのバージョンよりもカラッとしていて好きですね)から軽快なPop AOR (“Can't Hold on Any Longer”など。ホーンの挿入がたまりません。)典型的なバラードソング(“When I Wanted You”など。ありがちな展開だけど何故かグッとくるんだよね〜。)、ドラマチックなサビの楽曲(“Emptiness”)まで様々。Bee Geesの“Fanny”のカヴァーもあり。甲乙つけがたい出来かと。“Can't Smile Without You”に関してはBarry Manilow版やCarpenters版もあるが、私個人としてはCarpentersバージョンが一番好き。
Delfonicsのカヴァー“Don't Throw It All Away”もオリジナルのハイトーンが生理的に駄目な人やもっとあっさりめな雰囲気でこの素晴らしいメロディを担当したい人にはオススメな仕上がり。
なお、Backing Vo. としてMelissa ManchesterやThe Faragher Brothers等が、KeyboardにはJames Newton Howardが、またDrumsにはJim Keltnerが参加しているのもうれしい。

いろんな場所に「〜のお供として」連れて歩きたい一品。とてもリラックスして楽しめるカラフルで素敵な好盤。
Cruisin' Musicさんで購入できますよ。