Skyhigh

【本日の一枚】

SKYLIGHT / Skyhigh (1973)


The all pervading eye waits, watches and guides the flow until the skylight turns to twilight and fades away...

オーストラリアはメルボルンのフリーソウル系バンド。
メンバーの2名(drummerとbass player)が後にStylusに参加しているということで注目。

エレピとパーカッションのグルーヴが半端なくスムーズ。
この上に乗る女性Vo.がこれまたパワフルで力強くかっこいい。
超絶メロウグルーヴ“Get It Happening”が人気のようだが、至極納得。
最後の2曲(“What's Going On”と“The Ghetto”は言わずもがな、Marvin GayeDonny Hathaway)もそれなりにgoodなcover。

1965年にアデレードで結成されたThe Vibrantsというソウルバンドが元。このバンドは1971年に解散しているが、方向性はそのままにより70年代Rock/Funkのフィーリングを醸し出した音を模索しようとKeyboard PlayerのGeoff SkewesとThe Vibrantsの最後のLine upに顔を並べたdrumsのTrevor Courtneyを中心に結成されたのがSKYLIGHTということらしい。1975年解散。

Geoffは70年代後期のカントリーロックグループSTARSのマネージャーに、Sunil De Silva(perc.)はオーストラリアきってのラテン・パーカッショニストとして数々のミュージシャンと共演・活躍(Bryan Ferry, Prince, Bob Marley, Paul McCartney, Tears For Fears, INXS, Peter Allen, John Denverなど)、
Greg CookはPhil Manning Bandなどでプレイ、Mike ClarkeとTrevor CourtneyはStylusへと流れた。SingerのBonnieは目立った活動はしていないらしく、1975年のFREEWAYのアルバムにsession singerとしてのクレジットを残すのみのようである。(1978年に交通事故でお亡くなりになったよう)

Too Many People(アルバム未収録)


The Vibrants / Something About You Baby (1967)