Hot Spot

【本日の一枚】

STEVE GOODMAN / HOT SPOT (1980)

Hot Spot

Chicago Shorty

1984年に白血病で亡くなったSSWの1980年作。“City of New Orleans"の作者として有名。
60年代に見つかった病気(当時は余命3年と言われたとか)から復活、後10年あまりの間活躍した。デビューにはKRIS KRISTOFFERSONが関わっており、彼がPAUL ANKAに紹介し、結果レコードディールを得たということらしい。
Robbie Dupreeのデビュー作とプロダクション・クレジットにおいてのミュージシャンの被り方(Brian Ray, Bill Elliot, Rick Chudacoff, Peter Bunetta, Arno Lucas, Bill LaBaountyといった面子)から並行制作された可能性が高いと言えるのにはうなずける。
#3のバラード“Sometimes Love Forgets”ではPHOEBE SNOWがゲストDuetとして歌声を披露している。
FOLKというよりウエストコースト風味の70sPopsといった音が多し。AORファンも楽しめる音。
ほどよくレイドバックした曲調は洗練されたAOR SONGに比べるとどこか垢抜けない印象を受けるが、ハマルとヘヴィーローテーション。

Steve Goodman-Danger



【到着】



Bret Alan & The Alan Bros: Brick by Brick

BLUE MAGIC / S.T. (1974)・・・フィラデルフィア出身のスウィート・ハーモニー・グループのデビュー作。
ALAN BROS. BAND / brick by brick (2006)・・・Country/ Pop / Rock Band。Vo,のBrent Alan HyattはJourneyのTribute Band 「Escape」に10年間参加していた経験を持つ。Vo.の高音が生理的に受け付けるかどうかが鍵。楽曲は○。
KING JAMES / S.T. (1994)・・・元WhitecrossのGr. Rex CarrollのBand。Riff Makerとして、またGuitaristとしての才能をまざまざと見せ付けるかのよう。この手が好きな人は一曲目でガッツポーズが出ます。しかしうまいな、Rex Carroll。
NAVARRO / Straight To The Heart (1978/2000)・・・70年代末期キャロル・キングの重要なバッキングを担うバンドのセカンド全曲に加えファーストからもセレクトされた16曲。ウェストコースト系のプレAORが堪能できる。
BAD HABIT / ATMOSPHERE (2011)・・・新譜。
SHEILA / Little Darlin + 1 (1981/2011)・・・持ってるんだけど紙ジャケに弱いね〜。ロマンティック・ハードネス系の名盤。
ADAM DUNNING / Sunset Monkeys (2010)・・・オーストラリアのメルボルン生まれの男性SSW、Adam Dunningが2009年にブラジルはリオ・デ・ジャネイロへと赴き吹き込んだ素晴らし過ぎるボサノヴァの大傑作。これは掘り出し物。
Mrs. Jones Lovers / SNOWBIRD HOTEL (1990)・・・架空のリゾート『スノーバードホテル』に滞在してパーティやスキーを楽しむ様子のストーリーが展開されるアルバム。国分友里恵が参加しているのがレアと言えばレア。
MIKE MANDEL / Sky Music (1978/2010)・・・キーボード奏者Mike Mandelの1978年作品。7曲中4曲でDavid Sanbornが参加。
VANGOUW / Passion Rules (2010)・・・80s末期〜90s初期に活動していたメロハー・バンドのDemo音源集。悪くはないが、やはりB級。B級好きにはマスト。(盤はCD-R)

などなど