Standing On The Edge
【本日の一枚】
95年作（メジャー2枚目）。タイトル曲(Standing On The Edge Of Goodbye)をして「彼の典型的なCountry Musicへのアプローチの仕方。DON HENLY似のVo.、JACKSON BROWNE似のPiano、Fleetwood Mac似のリズムセクション。」とはよく言ったもの。
その他、快活なテンポが心地良い#1“Every Time My Heart Calls Your Name”, 平和な男性心理をのほほんと歌い上げる#4“I Think About It All the Time”、“If I Had Any Pride Left at All”（Seals Familyの一人、Troy Sealsが作曲クレジットに）、#9“Ninety Miles an Hour”（Hank Snowの1963年の singleのカヴァー）などがオススメか。“You And Only You”は自身の楽曲の再録。
【到着＆購入】
○ JOHN BERRY / S.T. (1993)・・・Libertyより。メジャーデビュー作。収録曲“Your Love Amazes Me”はBillboard ChartとCanadaのRPM Country Chartで#1を獲得している。（ちなみにMichael Englishが1996年にカヴァーしている）。
○ ALAN CHAMFORT / ORIGINAL ALBUM CLASSICS (5Cds)(2009)・・・フランスのSingerのアルバム5枚パックのBox。『初恋にボンジュール』なんかで日本デビューもしている人。特にＬ．Ａ．録音の『ROCK’N ROSE』(1977)ではJAY GRAYDON, DAVID FOSTERの他、PORCARO３兄弟が参加しているのがポイントか。AOR FANは押さえておきたい一品。このBox Set、程度は安っぽいが、いままで入手困難であった5枚のアルバムを一気にしかも安価で入手できるのはうれしい。
○ LISA HAYES and THE VIOLETS / Sun (1999)・・・Promo盤。ようやく入手。
○ NINO BUONOCORE / Made In Italy (2009)・・・以前Blogで紹介したナポリ出身のカンタトゥーレの2009年アルバム。アクースティック・ギター主体の透明感のあるサウンドは健在。もっと知られていい存在。
○ VOX ONE / out there (1995)・・・日本人を含むジャズ・アカペラ・グループ。
○ HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTES / COLLECTOR’S ITEM (1976/1987)・・・Teddy Pendergrassを含むSOUL GROUPのBest盤。デルズ的なバリトンとそれにからむコーラスを軸にした音が特徴的。80ｓにSIMPLY REDが取り上げチャートを賑わした“If You Don't Know Me By Now'”も収録。
○ PASSAGE / S.T. (1981)・・・BROTHERS JOHNSONのBassist、LOUIS JOHNSONによるCCM Project、PASSAGEの唯一となるSoft & Mellowな81年作。すでに廃盤という話もあるが、まだ入手できます。
○ SNAKE EYE / RITUAL INSTINCT (2006)・・・Kivelより。当初よりマークしていたんだけどもジャケの酷さにスルーしていた作品。いやあ〜これは当たり。正統派Melodic Hard Rockってのはこうでなくっちゃいけない。Gr.のXavier Paladianだが、Riff Makerとしての才能は◎。（歌メロもそうだが、これも彼の成果かは分からんので）Ted Poleyの『Collateral Damage』にゲスト参加した腕は本物であった。80ｓのWhitesnake ベース（要はJohn Sykes型ね）にYngwie風味のClassicalエッセンスやRonni Le Tekrøのコード・アクセント（有名なアレではなく）、Jazz味のオブリガード、ナイロン弦の効果的な使用などを巧みに混ぜ合わせる妙技は抜群である。ちょっと日本のBlindmanのGr.の方にセンス的に近いものがあるかなと。新譜って出ないのかな？
○ Bad Company / Desolation Angels (1979)・・・紙ジャケが安価で落ちていたので救出。久々に堪能。
○ Nicky Holland / S.T. (1992)・・。なんで今まで購入していなかったか不思議な作品。Dream Academy好き、TFF好きに。
○ MELINDA CAROLL / Road To Paradise (1990)・・・Henry Kapono、Kapono Beamer参加のMelindaのファースト。素敵なIsland Music。#5“Somewhere Out There”は必聴。
○ Shape / S.T. (1987)・・・日本の夏の定番リゾート・ポップス。杉山清貴に近いVibe。全体的に盛り上がりに欠ける構成は残念。
などなど
