Fly Away

ベルギーのMelodic Rock Band , Frozen RainのKurtさんより久々のメール。

Burrn!にレビューが載ったようだから翻訳して!」とのこと。しばらく買ってなかった雑誌の名前を聞いて「ほーっ」と唸ったものの、まあたいした量でもないので起がけにやってメールを返信してやりました。これで日本のレコード会社が飛びついてくれるといいんだけど。。。。


【本日の一枚】

Various Artists / Fly Away (ep) (2009)


The Songs Of David Foster

 到着しました!Fly Away。はるばるスペインからの到着です。このDavid Foster のトリビュート盤、先頃紹介したSteve Dorffの『Original Demos』なんかもそうなんですが、良質の限定物(必ず1000枚)をリリースしているCONTANTE & SONANTEという会社が仕掛け人。ちゃんと日本語のHPもあり、しっかりした体制がとられています。本作は3月にリリースが決まっているフルCDから2曲と、未収録1曲の計3曲からなるEP盤。フル盤にはDavid Foster自身やJay Graydon、John Robinson, Nathan East, Abe Laboriel, Paul Jackson Jr, Michael Landau, Jeremy Lubbock, Ramon Stagnaro、Brandon Fields(!)といった素晴らしいバック陣の演奏だけでなく、Bill Champlin, Jeff Pescetto, Robbie Dupree, Bill LaBounty, Frank Adahl, Joe Pizzulo, Bill Cantos, Cecily Gardner, Ole Borud(!!), Lisa Lovbrand, Arnold McCuller そして今は亡きWarren Wiebe(!!!)という豪華なシンガー達が顔を揃えるというなんとも贅沢なアルバム。
本作収録の三曲は以下の通り。
1.In The Stone
2.No Explanation
3.After All
#1は言わずと知れたEarth, Wind & Fireの代表曲。Bill Champlinのボーカルはこのアレンジにピッタリですね。ゴージャスなホーンセクションがあまり前面に出ず、ゴチャゴチャしていない分、コーラスやバックの支えが素晴らしい出来だと思います。GuitarでPeter Friestedtが参加しています。
#2は映画『プリティ・ウーマン』の挿入歌として有名。作者の一人であるBill LaBounty自身がボーカルをとっています。原曲はPeter Ceteraなのですが、声質が違うとまたこの曲の別の意味でのしっとりとした良さが滲み出てきます。個人的にはこのアクースティック色の強いゆったりしたパターンよりも原曲の80s的のChicago的なパターンの方が好みですが(笑)。もっともこの映画には種々の思いが詰まっているんでその影響も強いかも・・・。
#3は来月のフルには収録されないAl Jarreauの名曲。もちろんDavidの共作者はこの人、Jay Graydon。この名曲をそのソウルフルな歌声で定評があるLeslie Smithが叙情感たっぷりに歌い上げております。いやあ〜、このサビのメロディにあの独特のホーン・セクション!もう何もいりません。この歌一曲のためにこのepを購入してもいいと思いますよ。
3曲とも原曲の素晴らしいイメージを損なうことなくむしろ昇華させているのが素晴らしいですね。強烈にオススメです。なくなる前に・・・。(笑)
Cruisin’ Musicさんでも取り扱っております。むしろこちらで購入したほうが全てにおいて賢いのでは?こちらも限定入荷のようですのでお早めに!

◆CONTANTE & SONANTE: http://www.contanteysonante.com/ja/index.php
◆Cruisin’ Music: http://hwm7.gyao.ne.jp/cruisinmusic/

【到着】

◆Talc / SIT DOWN THINK ・・・・いやあ〜これは素晴らしい!あのクロスオーヴァーシーンの最強アーティストJAZZANOVAにも絶賛されている、STEELYの影響云々やヴォコーダーがどうのこうのを抜きにしても楽しめるメロディを持った好盤。UKの"Wah Wah 45's”より。懐かしくも新しいAORの提示。素直に楽しめますよ。

◆Peter Fessler / Voices on the Stair ・・・小さい帯、どこかで見たなと考えていたらあのRhythm Cafeと同じね。以下帯より参照。
〜ヨーロピアンジャズの透明なフィルターを通したサウダージ。ほのかなメロウAORテイスト。変幻自在な4オクターヴは深みと落ち着きを増し、スキャットの芸術的なテクニックに釘付けになる。〜などなど。これも好盤。

などなど。