Rhythm Cafe

【本日の一枚】

Rhythm Cafe / S.T. (1984)

リズム・カフェ

シアトルのシンガーソングライター・デュオが84年に唯一残したアルバム。出だしから爽やかな風が全編を駆け抜けます。#1“Valley Island”は私的オススメNo.1。70sウェストコーストサウンドの香りだけではなく、ネオアコ・バンドが持ちそうな特徴的なサウンドをも兼ね揃えたボッサ調のアクースティック・ナンバーです。「そよ風の吹く海辺」で心地良く聴きたいなんて錯覚に襲われます。#2“She Don’t Know”ではさりげなく素晴らしいコーラスが堪能できます。こちらは「夕方の海辺」に合いそうな楽曲ですね。#3“Lonely Driver”はどことなくThe Monochrome Setを想起させてくれるような快活なんだけどもどこか捩れた神秘的な音が魅力的。#4“Lost Child (Kim’s Song)”と #6“Daddy’s Song” #8“Ballad Of Bristol Bay” は温かさいっぱいのギター・アルペジオが眩しい。コーラスには古き良きアメリカン・サウンドの影響が色濃く反映されています。#5“I Want You”はせつないメロディ・ライン(どことなくフレンチ・ポップの香りが・・でもギターの図太い音がそれを幸か不幸か隠している)が印象的。#7“Captain And Me”はその歌詞の通り、Sailingへの愛情を存分に感じられる。眩い太陽の下、明るい海へと向かう船が想像できます。#9“Give My Heart A Thrill”は#1と同じように私的オススメの曲。いや〜気持が良いですわ。曲間のフルートがまたなんともはや。そこはかとなく漂うメランコリックな雰囲気がたまりません。#10“Sunshine Lady”もオススメ。曲間の今度はSaxの起用が見事です。#11“Michele Renee”は未発表音源。モノクロのジャケットも秀逸。「ハーモニー」「ネオアコ」「AOR」「ウエストコースト」「甘酸っぱい」「メランコリック」・・これらの単語に反応する方、ぜひ一聴を!

◆レコード会社(Céleste): http://www.clst.jp
◆音源( 〃 ): http://www.clst.jp/detail/6235_text.html

【到着】

GLENN GARRETT: It Is WrittenGLENN GARRETT: Mysteries and Dreams

JarreauStone to Flesh


◆Glenn Garrett / It Is Written ・・・CCM名盤の一つ。“Something So Right”は確かに名曲。
◆Glenn Garrett / Mysteries And Dreams ・・・そんな彼の新作。作風に重さが加わりました。
以上2点はCruisin' Musicさんで購入できます。(下記リンク参照)

◆Rising Wings / E.P. ・・・ドイツのメロディックハード・ロック・プロジェクトの2006年EP。しっかりとサインを入れてくれました。Thanks, Florian!
◆Victory Group / tomorrow
◆Ola / Good Enough ・・・待望の第2作。前作以上に作曲面での貢献が見られます。GOOD!なかなか入手困難ですが、こちらもCruisin' Musicさんで取り寄せ可能ですよ。
◆Barnaby Bye / Thrice Upon A Time... ・・・あのアレッシー兄弟の伝説のバンドの何と最新作!Cruisin' Musicさんに直接アーティストからの宣伝があったようです。これはオススメ!
CCW(Hugh Cornwell/Roger Cook/Andy West) / S.T.
Al Jarreau / Jarreau ・・・Jay Graydonがプロデュースに作曲にGr.に大活躍。David Foster、Steve Gadd、Robbie Buchanan、Victor Feldman、Steve PorcaroJeff Porcaro、Bill Champlin、Richard Pageといった物凄いメンバーが参加。超オススメ!
◆Steve Jansen Richard Barbieri / Stone to Flesh ・・・JIMCO盤。救出しました。などなど

※Cruisin' Music: http://hwm7.gyao.ne.jp/cruisinmusic