Someday at Christmas

Someday at Christmas

 どうも。久々の更新です。どうにも忙しく、かつ体調が思わしくない日々が続いておりますが、不思議にテンションが落ちることがないのはいいことなのであろう。年末ということで今までの疲れが何かの拍子にボン!と出てきたようなのだが、あともう少し!頑張りたいところである。
 さて、ここ最近80sものの音源や自宅所持の古い音源を引っ張り出しては聴くということをひまを見つけて行っていたのだが、その効果が上に挙げたような良き雰囲気を作り出しているのかもしれない。特に80sは自分がリアルタイムでまがりなりにも「青春」を過ごした日々であり、特にその思い出が潤滑油となって、その年代に属する音楽に触れた時、格段の至福を与えてくれたのかもしれない。
 ちょっと話はそれるが、以前(ちょっと前)に読んだ小説に出てくる主人公は、思い出を色として認識するという特殊な感覚の持ち主であったのだが、私には当然、そのような特殊な能力は備わっていない。ただ、思い出にくっ付いてその場で流れていた(流した)音楽にある種の色を感じることがある。この小説、名前が思い出せないのだが、いたく共感を覚えながら読んだものだ。そんな「色」の感覚もなぜか全て「良い」「色」として浮かび上がっては消え、私の顔にニヤニヤとした感触を残していったのだった。この何週間かの作業はとても楽しく、久々に「ドキドキ」を体感できた時間であった。
 80sの楽曲を聴いて思ったのだが、とてもいい。何もいまさらと思われるかもしれないし、思い入れがあるんだからとおっしゃる方もあるでしょう。そのようなものを度外視してもとても「良い」ことを改めて実感した。当時は情報も限られていたし、財力的にも多くの音源に触れることができなかったのだが、そのような環境(内環境も外環境も)があったからこそ、深く目の前の「音」に触れられたのかな・・なんて考えちゃいました。(今日の帰りの車の中はSteve Perryが熱唱してましたし・・)
 【本日の一枚】はガラにもなく、周りの環境に合わせて(?)オススメのクリスマス・ソングを紹介したいと思います。ちょっと前にLIZUさんのBLOGにてロック系ミュージシャンの同様の企画(アルバム)がなされていたんですが、私が「クリスマス・ソング」から一番最初に連想する楽曲は何とStevie WonderSomeday at Christmasなんです。数あるクリスマス・ソングが「クリスマスだ!」という「ドキドキ」感を助長するのに十分なクオリティを持っている中で、この曲は「ドキドキ」というよりはほんわか「あたたかい」気持ちをむしろ助長してくれるような楽曲です。歌詞を聴くと、「平和」ということがキーワードとして使われており、何か小さいことにこだわってないで一日一日精一杯感謝しながら生きていこうという気持ちで満たしてくれる点も他のクリスマス・ソングを凌駕している気がします。私がこの曲を知ったのはそれこそ十年以上も前であり、しかもあるTV番組のドラマの中で使われていたのがきっかけでした。そのドラマは私の現在の職業に大きな影響を与えてくれたドラマであり、今も何度も見返すものでもあります。そんな副次的な要因もこの曲に「良い」「色」をつけてくれているのかもしれません。みんなが笑顔で過ごせるクリスマスが迎えられるといいですよね。

【到着&購入】

ジェシデイビスの世界・・・クラプトンも参加。
ジェシ・デイヴィスの世界
◆JOHN EDDIE / S.T.・・・ジャケどおりの音で思わずニンマリ。
John Eddie
Tom Waits / Orphans・・・怖くてまだ全然聴けません。(Td君、全部聴いた?)
オーファンズ
◆Bobby Caldwell / Blue Condition
Blue Condition
◆岩木の幻想 竹山 津軽三味線――高橋竹山の世界・・・津軽三味線ってCoolだと思うんです、私。攻撃的に迫ってくる音に弱いんです(あまり知らないので、大きいことは何も言えませんが)
岩木の幻想
◆The BOSSA NOVA Encore!・・・これは掘り出し物!BOSSA NOVAのコンピとしては秀逸。
◆BoysVoice / Dirty Talks・・・ドイツのメロハー。2ndか?ミディアム〜スローテンポの楽曲が目立つが所々で聞かれるツイン・ギターやバスドラのクセのあるリズムなど聴き所のツボを押さえた楽曲は良質。BONFIRE当たりと比較されているようだが、もっとグルーブが深く、Badboys系の雰囲気も醸し出している気がする。オススメとまではいかないが。
 など